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中居女性スキャンダル端緒に女性アナ接待会食 港社長が定番化 編成幹部悪用か

スポニチアネックス / 2025年1月20日 4時11分

中居正広

 タレント中居正広(52)の女性トラブルで、中居と被害女性が知り合ったきっかけが「女性アナウンサー上納接待疑惑」の渦中にあるフジテレビ編成幹部が主催した食事会だったことが19日、スポニチ本紙の取材で分かった。この会食には、同局の女性アナも呼ばれていた。女性トラブル発生の経緯に関し、同局はこれまで一切の関与を否定してきたが、改めて経緯説明と見解が求められることになりそうだ。

 スポニチ本紙の取材ではこの食事会があったのは、女性トラブルが起きた2023年6月の2年ほど前。出席者は渦中の編成幹部が声をかけており、中居や人気タレントがいた。そこに呼ばれたのが被害女性で、フジの女性アナの姿もあった。女性は当時、中居の仕事先の会社に勤務しており、この会で親睦を深めて以降、中居との仕事が舞い込むことになった。

 当時から女性は仕事上、編成幹部の指示に従わなければいけない関係にあった。食事会で中居と編成幹部の親密な姿を見て、2人の関係を壊してはいけないとの思いを抱えて仕事を続けた。そして、女性は中居から「性被害を受けた」と訴えるようなトラブルに見舞われた。

 女性アナが同席した食事会といえば、今月16日発売の「週刊文春」が報じた「女性アナ上納接待疑惑」がある。この報道に衝撃を受けたのが、同局の港浩一社長(72)だった。それは女性アナが同席する食事会を定番化させたのが、1980~90年にバラエティー番組を制作していた時代の港社長自身だったからだ。翌17日の会見で、この疑惑について「自分も調査対象」と繰り返し言ったのもそのためで、そもそも急きょ記者会見を決めた大きな理由のひとつも「この上納接待報道だった」(広告代理店関係者)という。

 港社長が当時主催していた懇親会について、広告代理店関係者は「80年代のフジのスローガン“楽しくなければテレビじゃない”を象徴するような楽しい会で、番組のアイデアもどんどん生まれて有意義だった。何かトラブルが起きたとは聞いたことはない」と振り返った。

 それがいつの間にか私利私欲で中居ら大物タレントに取り入るために、女性アナをまるで“献上品”のように扱ったと疑われても仕方がないような悪用をしたと言われているのが、この編成幹部だった。本紙は中居の女性トラブル発覚前、この編成幹部について同局に質問状を送っている。「被害女性と中居は編成幹部の紹介で出会ったのではないか」などの質問に「ご質問は事実と異なりますので明確に否定させていただきます」の回答だった。

 同局はこれまで中居の女性トラブルに関して一貫して一切の関与を否定してきた。それが17日の会見で「懇親の場で性的接触があったことはあるか」の質問に、港社長は「全くないと私は思って、信じております」と全面的に否定できず苦しい表情で話した。編成幹部が主催した接待に参加したことがあるテレビ関係者は「女性アナが出席者に名刺を配っていた。ただの飲み会ではなく、業務で来てるんだなと思った」と話している。

 この日も新たに大手企業2社がCM出稿を停止と、開局以来の危機に陥っているフジテレビ。若手社員からは「港社長が今守らなければいけないのは可愛がってきた部下ではなく、1300人いるほかの社員ではないのか」と怒りの声が上がっている。

 ≪第一生命と花王もCM差し止め≫第一生命保険と花王は19日、フジテレビで放映しているCMを差し止めた。フジテレビに関する一連の報道を踏まえた対応。中居と女性とのトラブルにフジテレビ社員が関与していたとの報道などを背景に、企業の間にCM対応を見直す動きが広がっている。日本生命保険やトヨタ自動車、NTT東日本なども既に同様の対応を表明した。フジテレビでのCM放映を続けると、企業イメージが傷つきかねないと判断したとみられている。

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