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「御上先生」官僚→教師の難役 松坂桃李は「イメージ通り」 P語る起用の狙い「VIVANTでは…」

スポニチアネックス / 2025年1月20日 9時15分

日曜劇場「御上先生」御上孝を演じる松坂桃李(C)TBS

 俳優の松坂桃李(36)主演のTBS系日曜劇場「御上先生」(日曜後9・00)の第1話が、19日に放送された。「官僚×教師」を描く全く新しい学園ドラマで、松坂が初めて同枠の主演を務める。飯田和孝プロデューサーに、キャスティングの狙いを聞いた。(中村 綾佳)

 同作は、松坂演じる東大卒の「文部科学省エリート官僚」が出向で私立高3年の担任教師になったことを機に、生徒を導きながら教育制度を現場から壊して権力に立ち向かう物語。映画「新聞記者」などで知られる詩森ろば氏によるオリジナル脚本で、「ドラゴン桜」(21年)や「VIVANT」(23年)、「アンチヒーロー」(24年)など数多くのヒット作を手掛けた飯田氏がプロデューサーを務める。

 松坂の日曜劇場出演は、大ヒットとなった「VIVANT」以来で、主演は初めてとなる。過去に教師を目指し「いつか金八先生のような学園ドラマをつくりたい」と夢を抱いていた飯田氏にとって、夢の実現ともいえる「御上先生」の主演に松坂を起用。その理由について、「企画した当初から松坂さんにオファーをしようと決めていた」と明かした。

 飯田氏と松坂は「VIVANT」で初タッグを組んだ。「VIVANT」では別班の黒須駿を演じ、「敵か味方か分からない」役どころで視聴者の注目を集めていた。このときの印象について、飯田氏は「松坂さんは演技力はもちろん、ビジュアルも含めて“得体がしれない”という役柄がお上手だと思った」といい「御上先生もつかみどころがない役柄」と説明。2020年に「御上先生」の企画を構想した時点で、松坂へのオファーを決意していたという。脚本を務める詩森氏も映画「新聞記者」で松坂とタッグを組んでいるが、「詩森さんだから松坂さんにオファーしたというわけではない」と説明した。

 飯田氏は、松坂の演技を目の当たりにして「本当にイメージしてた以上です」とうなる。松坂自身は、今作を「自分の第2の分岐点になる作品にしたい」と語っていると明かし「責任重大だなと思いました」としみじみ。「言葉を選ばずにいうと、“御上先生を通してステップアップしたい”…と。その思いを聞いて、強烈な印象に残っています。私たちは作品として成功させるということはもちろんですが、役者のみなさまに“この作品でさらにステップアップできました”と言っていただけることは僕ら制作としては凄くうれしい」と、松坂の思いも受けて、さらに今作への思いを引き締めていた。

 座長としての印象を問うと、「VIVANTのときは、“好かれる弟分”というイメージでしたが…今作では座長として、空気感を柔和にしてくれる存在という印象です」と撮影現場での様子を告白。「よく“座長として…”とか、言うじゃないですか。そういう感じでもなく、引っ張っていくぞという感じとは違うのですが、みんなが前を向いてやっていこうという空気を生み出せる人です」と、松坂がつくる“空気感”を称えた。

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