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「光る君へ」ギャラクシー賞月間賞 大河2年ぶり!選評絶賛「見事」合戦シーンなく「筋立て難しいとも…」

スポニチアネックス / 2025年1月20日 12時4分

吉高由里子が主演を務めた大河ドラマ「光る君へ」のメーンビジュアル(C)NHK

 放送批評懇談会は20日、「2024年12月度ギャラクシー賞月間賞」を発表。女優の吉高由里子(36)が主演を務め、昨年12月15日に最終回(第48話)を迎えたNHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜後8・00)が受賞した。大河ドラマのギャラクシー賞月間賞受賞は、2022年「鎌倉殿の13人」以来2年ぶり。

 選評は「色鮮やかな平安絵巻の中で、紫式部と藤原道長の複雑な心模様を堪能できた1年だった。合戦シーンがほとんどなく物語の筋立てが難しいとも言われていたが、大石静の描く人間模様は見事。教科書の中でしか知らなかった物語の作者たちが登場し、絶妙なキャスティングで時代背景とともに強烈な印象を残した。特筆すべき大河ドラマだった」と絶賛した。

 「ふたりっ子」「セカンドバージン」「大恋愛~僕を忘れる君と」などの名作を生み続ける“ラブストーリーの名手”大石静氏がオリジナル脚本を手掛けた大河ドラマ63作目。千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を紡いだ女流作家・紫式部の波乱の生涯を描いた。大石氏は06年「功名が辻」以来2回目の大河脚本。吉高は08年「篤姫」以来2回目の大河出演、初主演となった。

 大石氏が恋愛パートと政争パートを両軸に、熟練の作劇。数々の珠玉の台詞を生み出し、まひろ(吉高)と藤原道長(柄本佑)の“不義密通”など、大胆なオリジナル設定も奏功。見る者の心をわしづかみにした。美術チームも奮闘し、1000年前の雅な世界を活写。キャストの熱演、余白や余韻のある演出、エレキギターやパイプオルガンも用いた音楽も一体となり、高評価。“非戦国大河”“文化系大河”の可能性を切り拓いた。

 「ギャラクシー賞」は放送批評懇談会が日本の放送文化の質的な向上を願い、優秀番組・個人・団体を顕彰するため1963年に創設。活動の一環とし、自主的に番組を推奨する「月間賞」を選定している。

 同月度はNHKドラマ10「宙わたる教室」、TBS金曜ドラマ「ライオンの隠れ家」、TBS日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」も受賞した。

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