元ドジャース捕手のトーボーグ氏死去 83歳 コーファックスの完全試合など「ノーノー」を3度捕球
スポニチアネックス / 2025年1月20日 12時52分
ホワイトソックスは19日(日本時間20日)、捕手として3度のノーヒットノーランに関わり、同球団などで監督も務めたジェフ・トーボーグ氏が故郷のニュージャージー州ウエストフィールドで亡くなったと発表した。83歳だった。死因は明らかにされていない。2010年にパーキンソン病と診断されていた。
トーボーグ氏はラトガース大から63年にドジャースと契約。64年にメジャーデビューし、65年9月9日のサンディー・コーファックス投手の完全試合(対カブス)で捕手を務めた。70年7月20日にはビル・シンガー投手のノーヒットノーラン(対フィリーズ)、エンゼルス移籍後の73年5月15日にはノーラン・ライアン投手最初のノーヒットノーラン(対ロイヤルズ)でもバッテリーを組んだ。10年間の大リーグ通算成績は574試合、打率.214、8本塁打、101打点だった。
引退後は指導者となり、77年に35歳でインディアンス(現ガーディアンズ)の監督に就任。79年から88年までのヤンキースのコーチを経て、ホワイトソックスでは89年から91年まで指揮を執り、90年にシーズン94勝を挙げてア・リーグ最優秀監督に選出された。メッツ、エクスポズ(現ナショナルズ)、マーリンズでも監督を務めた。監督引退後はテレビ解説者などを務めていた。
ホワイトソックスでの現役時代にトーボーグ監督の下でプレーし、同球団で監督も務めたオジー・ギーエン氏は、自身のX(旧ツイッター)に「胸が張り裂けそうです。私のことを理解して、チームを率いて主将になるチャンスを与えてくれた人。私のマネジメントやクラブハウスでの立ち居振る舞いの多くは、彼から受け継いだものです」と投稿した。また、元ホワイトソックス主砲のフランク・トーマス氏もXで「ご冥福をお祈りします。私にとって初めての大リーグの監督で、あなたの下でプレーできて楽しかった。本当に感謝しています」と悼んだ。
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