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炎鵬が勝ち越しを決め、幕下復帰を確実に「ひとつ乗り越えた」

スポニチアネックス / 2025年1月20日 13時59分

<初場所9日目>大野城(右)を肩透かしで破る炎鵬(撮影・郡司 修)

 ◇大相撲初場所9日目(2025年1月20日 東京・両国国技館)

 脊髄損傷から復帰した東三段目4枚目の元幕内・炎鵬(30=伊勢ケ浜部屋)が同7枚目の大野城(28=高田川部屋)を肩透かしで下し、4勝目(1敗)をマーク。復帰から4場所連続で勝ち越しを決めた。

 この日もしこ名が呼び上げられると館内から多くの拍手と歓声が沸き上がった。立ち合いで低く当たると、左をのぞかせながら圧力をかけタイミングよく肩透かしを繰り出した。「最初の相撲は負けましたが、そこから立て直して4連勝できたのは良かった」と振り返った。

 復帰から4場所連続勝ち越しで春場所(3月9日初日、エディオンアリーナ大阪)は23年秋場所以来となる幕下復帰が濃厚。「去年のことを考えれば想像できなかった。ひとつ乗り越えた感じです」と感慨深げに話した。

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