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上沼恵美子「なんで、あんなお粗末な正義のない…」フジ社長会見批判も「現場のスタッフは優れてる」

スポニチアネックス / 2025年1月20日 14時29分

上沼恵美子

 タレントの上沼恵美子(69)が20日、ABCラジオ「上沼恵美子のこころ晴天」(月曜正午)に出演。タレントの中居正広(52)の女性トラブルに関し、17日にフジテレビの港浩一社長(72)らが臨時の定例会見を開いたことに言及した。

 上沼は17日の港社長の会見を振り返り「なんで、あんなお粗末な正義のない記者会見をしたのかな?って私は思いました。中身を見てちょっとあきれた」と批判した。

 続けて「要するに、後で聞いたら定例会見、いつもやってることを前倒しにしたってことで、システムは定例会見と同じようにしたという理屈やねんけど、前倒しして記者会見やるってことは非常事態なわけですよ。そしたら、やっぱりやり方も考えないといけないし、こんな時代なってきて動画なんか当たり前なってきて記者も自分にあまり槍が飛んでこない記者を集めてるってのも分かる。あれはアカン。あんなお粗末な記者会見ってちょっとなかったんじゃないかな」と映像撮影禁止、ウェブ媒体や週刊誌の参加は認めないなど、制限を設けたフジテレビの姿勢にも疑問を呈した。

 そして「港社長、あの方バラエティーで活躍して社長さんなりはったみたいね。だから、ざっくばらんって言ったらおかしいけど、私たちに近いところあるやんか?そういう人やから物わかり言い方かなって思ってたけど」と港社長の対応にガッカリしたとし「ただ、会場におったわけやないから、歯切れの良さとか、どんな声でどんなふうに喋ったかも分からへんけど、せやけども中に入ってた人の話を聞くと“(港社長が)緊張して、かみかみであった”とか。第三者委員会が発足してるから“答えは差し控えます”って。“自分も調べられる”って。じゃあ、何のためにやったんや?ってことになるわけですよ」とあの会見だと、なぜ会見を開いたのか理解できないと首をかしげた。

 そして「なんでこんな話題出すかって言うと、フジテレビってね、関係ない話をもっとすると、60年前にちびっ子のど自慢で天童よしみさんと一緒に出させてもらったのがフジテレビやったんですよ」と回想。「フジやったなって思うのと、その頃から60年前のスタッフやからお亡くなりなってると思うけど、めちゃくちゃ感じ良くてね」と当時のフジのスタッフが感じが良かったと語った。

 その後、「(海原)千里・万里なってフジの番組もよく行かせていただきました。こないだ爆笑問題の太田さんで問題なった爆笑ヒットパレードも司会はコント55号さんで明治神宮から中継して」と振り返り「私11時ぐらいに出させてもらって、欽ちゃんがいらっしゃって二郎さんが中継で行って、それで戻って来て大阪の劇場出て、また東京へ飛んで行ってみたいな忙しい正月だったんです」と懐かしんだ。

 上沼は「フジテレビさんは可愛がっていただいて、私、大好きで。大好きっておかしいけど、イメージが明るくて、それこそ本当にひょうきん族とか私、主婦やってたので(芸能界から)退いていたんですけども、弾けた放送局ってイメージがあって、ちょっと遊び人みたいな感じもあって」とフジテレビに対する率直な印象を語った。

 そして「社長さんが悪いって言ってるんじゃないのよ。あれ(会見)を誰が企画して、聞いてるとアメリカのファンドから怒られたので“とりあえず、せな”と。とりあえずやるにしたってフジテレビのセンスではなかったなって思って残念なの。私は」とフジテレビに持っていたイメージとかけ離れていたことから残念だったと語った。

 それでも「私ね、この2、3年東京の番組よく行かせていただいてるんです。フジだけやなくて日テレもTBSもテレ朝も行かせていただいてます。楽しい老後の刺激って言ったらほんまに失礼やけど行かせていただいてる」と最近は東京のテレビ局から呼ばれる機会も増えているとし「フジは4、5本行ったかな?全部スタッフ違うんですよ。で、感じた事。現場のスタッフは優れてるで。だってハズレないもん。じゃあ、他局のスタッフがアカンかったんか?っていうとそうでないんです。より良いの。感じが良い」とと称賛した。

 具体例として「打ち合わせに大阪へ1回来てくださる。その時の会話のキャッチボールがすごく優れている。そんなん分かる。4、50年やってるから」とし「こいつアホやなってのもすぐ分かる。打ち合わせしたら分かる。喋れば分かる。目を見れば分かる。その時、一番鋭いのはフジテレビなんよ。ほんで好きなんよ。この人やったら行かせていただこうかなって。(こんなこと言ってる自分が)偉そうやけどね。“ちょっとこれ合えへんから”ってお断りしようって思ったら、“上沼さん、是非来ていただきたい”って」と熱烈なオファーがあったことも明かした。

 そして「説得力って言うのかな。目が死んでないっていうのか、真っ直ぐっていうのか、誠実っていうのかな」とフジテレビのスタッフの印象を語り、一緒に面白いものを作りたいという熱意が伝わってきたと振り返った。

 上沼は「フジテレビに60年前から行かせてもらってるけど、やっぱり社風って変わってなくて良かったなって思っててん」とし、だからこそ今回の会見は残念だったとした。

 改めて「私の前やから(フジのスタッフは)賢くしてたんと違います。そんなん分かるもん。熱意とかエネルギーとか、真っ直ぐとか一生懸命とか分かりますやんか?優れてるで。やる気ある。“さぁ面白いもんつくりましょう。上沼さんどんな感じなんですか?何やりたいんですか?”って、キャッチボールが激しい。キャンキャンキャンって来るから気持ちがいい。他の局の方も皆、優れてますよ。そやけどフジが頭一つ出てるんです。どの番組も」とフジテレビのスタッフの優秀ぶりを語り「その現場スタッフがないがしろにされてて、上の方だけでああいう杜撰な記者会見をやってるってのはお気の毒でね。あんな退屈なん考えられへん展開でしょ。あんな会見やらん方が良かった」と上層部を強く批判した。

 怒りはおさまらないようで「だからもう、叩かれてばっかりやんか?大谷さんの家を空撮したとか、ピンポンしたとか。それ持って行き方違うと思うのよ」とし「現場でバリバリで番組作ってる方々はめちゃくちゃ優れてます。だから、あの社長がおっしゃった“社員を守る”あのフレーズ誰か側近が言ったと思うねん。まったく守ってないねん。守るどころか、内容も伝えてないねん」と社員が可哀想と批判。「現場との温度が違うので、本当にお気の毒です」と約10分にわたり、私見を述べた。

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