桂二葉「落語が初めての人にも来てもらいたい」2月公演でファン層拡大願う
スポニチアネックス / 2025年1月20日 14時57分
落語家・桂二葉(38)は20日、神戸新開地・喜楽館で開かれる「桂二葉主任を相勤めます」(2月17~23日)の発表会見に登場。「落語が初めての人にも来てもらいたい」とファン層拡大を願っていた。
二葉はNHK新人落語大賞(21年)を女流落語家として初めて獲得。その際に受賞記念として大阪の天満天神繁昌亭、神戸新開地・喜楽館で1週間トリを務めた。だが「通常公演で1週間トリをとらせていただくのは初めて。責任重大だけどありがたいしうれしい」と初の大役に気を引き締めていた。
11年に桂米二(67)に入門。早くから人気があり、実力も評価されて受賞後はさらに人気者に。東京へも進出してテレビ出演なども増えた。だが、東京で「大阪に繁昌亭、神戸に喜楽館というすばらしい(寄席)小屋があるのに、うまいこと使えてない」と感じたそうだ。「私ごときがメラメラするのもおこがましいですが、もったいないし悔しい」と知恵を絞って繁昌亭では毎月最終金曜日の午後9時45分から「深夜寄席」を復活させる。まずは半年間、自身がプロデュースを担当し、自ら高座へ上がる。
喜楽館でも自身が1週間連続でトリ。すでに7日のうち3日間はチケット完売している。桂米団治、桂梅団治、桂吉弥や、若手噺家が多く出演する。自身のYouTubeチャンネルでも開催翌日に15~20分の動画をアップする試みも。これまで自分で編集していたが「ちゃんとしたディレクターの方に編集してもらう」と本格的にPRする。出演中のABCテレビ「探偵!ナイトスクープ」(金曜後11・17)でも「落語のおもしろいと想ってくれる人が増えてると手応えもあります」と自負。落語のおもしろさを世に広めたい一心でチ、ャレンジ精神は旺盛だ。
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