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柔道・羽賀龍之介引退会見 高校時代からの後輩の王子谷剛志が涙「先輩の姿に勇気をもらいました」

スポニチアネックス / 2025年1月20日 19時43分

引退会見に臨む羽賀(撮影・五島 佑一郎)

 柔道男子100キロ級でリオ五輪銅メダリストの羽賀龍之介(33=旭化成)が20日、都内で会見を開き、現役引退を発表した。

 会見の最後には、旭化成柔道部の後輩で81キロ級東京五輪・パリ五輪連覇の永瀬貴規(21)と、全日本選手権4度の優勝を誇る100キロ超級の王子谷剛志(32)が登場。花束を渡し、それぞれ感謝と労いの言葉を述べた。

 神奈川・東海大相模高、東海大でも1学年後輩だった王子谷は「高校時代から一緒で、先輩の頑張っている姿を一番近くで見てきました。ベテランになると満身創痍(そうい)で苦しい思いをしながら戦い続けて結果を出している姿を見て、僕は勇気をもらいました」と涙ながらに思いを伝えた。

 2年後輩の永瀬は、羽賀と同じく2015年に初めて出場した世界選手権で優勝し、2016年リオ五輪で銅メダルを獲得している。「言い出したらキリがないぐらい、うれしい時も悔しい時も共有してきた。柔道に対する考えや姿勢からたくさんのことを学んだし、存在が大きくて心強かった」と感謝した。

 これに対して羽賀は「まさか王子谷に泣かれるとは思わなかった」と苦笑い。「頼もしい後輩たちがたくさんできて、長くやってきてよかったなと思える瞬間です」と感慨深げに話した。

 ◇羽賀 龍之介(はが・りゅうのすけ)1991年(平3)4月28日生まれ、宮崎県延岡市出身の33歳。5歳から柔道を始め、神奈川・東海大相模高3年時に全国高校総体100キロ級優勝。東海大1年時に世界ジュニア選手権優勝、講道館杯優勝。2年時にユニバーシアード優勝、講道館杯優勝。卒業後は旭化成に所属。2015年世界選手権優勝、グランドスラム東京大会優勝。2016年リオ五輪銅メダル。2019年選抜体重別選手権優勝、講道館杯優勝、グランドスラム大阪大会優勝。2020年全日本選手権優勝。2022年選抜体重別選手権優勝。得意技は内股。段位は五段。身長1メートル86。

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