具志堅用高氏は天才か「那須川天心VS武居由樹」実現の胸熱パターン「ケガが長引けば…」

具志堅用高氏

　WBA世界ライトフライ級を13度連続防衛した具志堅用高氏（69）が、第2代RISEウェルター級王者のベイノア（29）をゲストに迎え、YouTube「具志堅用高のネクストチャレンジ」を更新。2月24日に試合を控える那須川天心（26＝帝拳）が、WBO世界バンタム級王者の武居由樹（28＝大橋）と対戦する意外なパターンを指摘した。

　天心、武居ともに親交のあるベイノアを前に2人の対戦を予想した。

　武居は右肩関節唇損傷で現在療養中。一方、天心は2月24日に元WBO世界バンタム級王者のジェイソン・モロニー（オーストラリア）との一戦を控える。

　この試合で完勝すればWBOのランキング急上昇は確実。

　具志堅氏は「年内に世界戦やるんじゃないの？」と予想した。

　ただし、相手は武居ではない。「（正規王者の）武居さんのケガが長引いた場合、（暫定王者）決定戦をやる」と、それに天心が出て勝てば暫定王者となる。そして、ケガが完治した正規王者の武居と決定戦を行うパターンを指摘した。

　そうなればキックの世界王者同士が、今度はボクシングの世界王者同士としてリングで戦う。

　この展開になれば盛り上がらないわけがない。

　ベイノアは「ヨシキは一発がある。（天心は）タイミングが神懸かっている。どっちも負けるイメージがない」と早くも興奮気味だった。