マツコ 老後の“終の棲家”に「団地の1階」を猛プッシュ「マンションとはちょっと違う」
スポニチアネックス / 2025年1月20日 22時37分
タレントのマツコ・デラックス(52)が20日、月曜コメンテーターを務めるTOKYO MX「5時に夢中!」(月~金曜後5・00)に生出演。共演者が望んだ“老後に寂しい思いをしないで済む終の棲家”の候補に「団地の1階」を猛プッシュした。
約50年前に庶民の住宅の住み替えを表した“住宅すごろく”の“上がり”は「庭付き郊外一戸建て」だったという話題を番組で取り上げた時だった。
最近、横浜市内の2階建て一軒家を立て替えたばかりの若林史江(47)が「上がりの時に一戸建てはキツいと思うんだよね。階段は年々キツくなる」としたうえで「私はおじいちゃんとかおばあちゃんとか赤の他人とコミュニティーを作ることに物凄く抵抗がない人なので近所に“飲み友”がいればもうそれで全て上がりだと思う」と続けた。
若林の近所に住む“飲み友”に同年代はおらず、全員が結構な年長者。年々階段がキツくなることに加えて「今の私の“飲み友”のじーさん、ばーさんたち死んじゃうしね、早々に。私より先に」とその時を考えると今後に不安があるという。
すると、若林と付き合いが長く、プライベートでも仲がいいマツコは「そうなったらさ、団地の1階が一番いいんじゃない?」と提案。若林も「それ、いいよね!」と乗り気になった。
マツコは団地について「人もいっぱいいるしさ」と寂しい思いをしなくていいとし、「ちょっと郊外の同じ時期に分譲したような戸建てのニュータウンとかなんてもう本当にヤバいらしい。子供世代がみんな出て行って」と続けた。
「坂のない、景色の悪い、平坦な街が一番いいのよ、最後は」としたマツコ。「団地なんて1階はもう(大人気で)入れないっていうもんね。1階はもう全部埋まってる。逆に5階とかがもうスカスカだって」「団地はコミュニケーションも凄い。マンションとはちょっと違う」などと長所を指摘し、住宅の上がりは「団地の1階」と結論づけた。
その後、神奈川県在住の60歳女性だという視聴者から番組に「結婚して39年。ずっと団地に住んでいます。友人はみんな戸建てに住んでいて“情けない”と思っていたんですが、すごろくの上がりが団地の1階。これを聞いて今うれしくて泣いています」とメッセージが届くと、スタジオはこの日最大の笑い声に包まれ、スタッフもマツコも大笑いで盛り上がった。
「良かった!」と喜ぶマツコ。「(価格的には)1階が一番高いの、団地。でもさ、最近結構リノベしてて凄いおしゃれになったりとかしてるんだよね」「結構、アタシYouTubeで団地のリノベとか見るの好きなのよ」「今あんな建て方の家ないじゃん。敷地きっちきちで作るじゃん、みんな。(団地は)凄いゆとりがあるのよ」と“団地熱”は最後まで冷めなかった。
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