1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

ブライトン・三笘 プレミア日本人最多通算15点目 先制アシスト&2戦連発でマンU粉砕

スポニチアネックス / 2025年1月21日 4時30分

<マンチェスターU・ブライトン>後半、ゴールを決めたブライトン・三笘(中央)(ロイター)

 ◇プレミアリーグ ブライトン3ー1マンチェスターU(2025年1月19日 マンチェスター)

 ブライトンの日本代表MF三笘薫(27)が19日、敵地のマンチェスター・ユナイテッド戦で2試合連続ゴールを挙げ、プレミアリーグ通算15得点として、レスターで活躍した岡崎慎司の日本選手最多記録を更新した。フル出場で先制アシストも記録して3―1の勝利に貢献。節目の試合を白星で飾った。

 懸命に右足を伸ばした。後半15分、右サイドのミンテからクロスが入ると、ファーサイドの三笘が相手選手と競り合いながら飛び込む。わずかにボールに触り、押し込んだ記念の一撃。すぐに起き上がったアタッカーは敵地まで駆けつけたサポーターに向かって膝から滑り込み、雄叫びを上げた。

 「(味方が)クオリティーの高いボールを出してくれた。僕自身はタップする(軽く触れる)だけだった」と控えめに振り返った。1―1から勝利をもたらす価値ある決勝点。ゴールへの嗅覚を研ぎ澄まし、意識を高めていたからこそモノにできた、わずか数センチの攻防だった。

 参戦3季目の世界最高峰リーグで15得点。国際Aマッチ50得点の岡崎が114試合を要した日本人最多ゴール記録を74試合で超えた。日本代表の先輩ストライカーはかつて「プレミアの前線には怪物しかいない」と語り、黒子に徹して評価を得たが、途中交代も多かった。一方で三笘の今季リーグ戦出場時間はGKを除いてチーム1位。主軸として「もっと、もっと取らないと」と貪欲に訴えた。

 「夢の劇場」と呼ばれるオールドトラフォードでは試合前、先日亡くなったマンチェスターUの名手デニス・ローさんを追悼する式典が行われた。レジェンドに勝利をささげるための舞台が整っていたが、開始5分にも三笘が絶妙なトラップでロングボールを収めて先制点を演出。13年3月に香川真司がハットトリックを達成したこともあるイングランドを代表するスタジアムで、1得点1アシストと3―1の快勝を演出して主役となった。

 攻撃だけでなく後半38分には猛ダッシュでゴールライン際まで戻ってピンチを防ぐなど守備でも存在感を見せた。ゴール前へ進入するスプリント力の向上も著しく「今日のような強度や勝ちたいというメンタリティーを出せば、もっと上に行ける」と訴えた。最多得点記録を通過点に走り続ける。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください