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ソフトバンク育成ドラフト6位・川口冬弥投手 遅咲き苦労人が1年目から活躍を期す

スポニチアネックス / 2025年1月21日 6時4分

ソフトバンク育成6位の川口(撮影・岡田 丈靖)

 ソフトバンクの育成ドラフト6位、川口冬弥投手(25=四国・徳島)は、筑後ファーム施設で行われている新人合同自主トレでブルペンに一番乗りした。1メートル87の長身から最速155キロの直球を繰り出す右腕は「順調に来てます。相手を圧倒できる投手になりたい」と目を輝かせる。

 遅咲きの苦労人だ。母校の東京・東海大菅生は3年夏に甲子園で4強入りしたが、自身は一度もトップチームに入れずにアルプス席で応援した。城西国際大から社会人クラブチームのハナマウイに進んだが、デイサービス施設の職員として勤務しながらプレーした。高齢者を相手に座りながら体を動かせる体操の“先生”などを務めた。野球の面ではトレーニング方法から勉強したことで少しずつ結果がついてきたという。

 プロの夢を捨てきれず、23年ドラフトでNPBに6人を輩出した徳島にドラフト当日に自ら売り込みの電話をかけた。テストを受験して合格し、社会人時代の貯金も切り崩しながらプレー。先発や抑えで活躍し、1年で夢をかなえた。「ドラフト当日に悔し涙を流す選手も見てきた。そいつらの分もやらなきゃ」。強い意志を胸に1年目から勝負をかける。

 ◇川口 冬弥(かわぐち・とうや)1999年(平11)10月26日生まれ、奈良県出身の25歳。東海大菅生、城西国際大を経て、社会人クラブチームのハナマウイ、24年からは独立リーグの四国・徳島でプレーした。同年の育成ドラフト6位でソフトバンクに入団。1メートル87、88キロ。右投げ右打ち。背番号132。

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