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鈴木伸之、恋愛シーンで「殻を破る」 素の自分は「照れ屋」も…話題ドラマで新境地「クールを表現」

スポニチアネックス / 2025年1月21日 9時8分

火曜ドラマ「まどか26歳、研修医やってます!」まどか(芳根京子)に指導を行う菅野尊(鈴木伸之)(C)TBS

 近年、数多くの話題作に出演している俳優の鈴木伸之(32)が、今期ドラマで初の「外科医」役に挑戦している。初回に大反響を呼んだTBS系火曜ドラマ「まどか26歳、研修医やってます!」(火曜後10・00)で、仕事人間でクールな医師役を熱演。第2話放送を前に、鈴木に同作に懸ける思いを聞いた。(中村 綾佳)

 水谷緑氏による同名漫画が原作。26歳の研修医が、ベテラン医師たちの試練に立ち向かい、医師として女子として人生と向き合う濃厚な2年間を描いた成長物語で、鈴木が演じているのは、主人公・まどかを指導する「ストイックでクールな外科医」菅野尊。仕事人間であるが故に、自分にも研修医にも厳しい面があるが、患者にはとても親切で、時折優しい笑顔を見せることも…という役どころ。

 主演の芳根京子とは、今作が初共演となった。「凄く勉強になることばかりだなと思わせてくれる女優」だといい、「芝居に対してストイックで、作品に向き合う姿勢からメラメラと炎を感じるようなまっすぐさがある」と称賛。「そんな姿勢が、僕や共演者を引っ張ってくれています」と、若き座長の姿に学びを得ているようだ。

 芳根をはじめ、菅野先生を取り巻く病院の医師には、赤堀雅秋、佐藤隆太、木村多江ら実力派俳優がズラリ。現場について「コミュニケーション能力に長けた方が多くて、佐藤龍太さんや溝端淳平さんは本当に雑談の天才で…休憩室でボケたり、ユーモアのある話題を振ってくれるのでゲラゲラ笑っています。それでも、いざ撮影に入るとスイッチを切り替えて手術シーンに入る。凄くいい環境で臨ませてもらっています」と、ベテラン勢の高い演技力と仕事への姿勢に刺激を受けていた。

 鈴木は19年放送のフジ月9ドラマ「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」で整形外科医を演じたが、手術シーンなどの「より医療現場に踏み込んだ」役柄は初めて。医療についてのレクチャーを受け、独自に勉強を行い臨んだ。そんな「本格医療ドラマ」の一方で、同局の火ドラ枠らしい“胸キュン”な一面もある。第1話では、主人公・まどかに点滴の打ち方を教えるシーンで「さりげないバックハグ」という、視聴者の心をつかむ「胸キュン要素」が取り込まれた。

 恋愛的な意図はないのに、思わずキュンとしてしまう…。この巧みな演出を、見事に表現した鈴木。演じる上での「コツ」を問うと、「コツは…そうですね」と少し悩んだ上で「“結果として形がそうなった”ということを念頭に置いています」と告白。「菅野先生は“心から彼女に点滴のやり方を教えてあげたい”という思いから、たまたま距離が近づいてしまった。だから僕自身も医療に対して真っすぐに向き合っていけば、おのずとそういう構造に見てもらえるのかなと思いながら、そのシーンを撮らせていただきました」と、同シーンに臨んだ心境を打ち明けた。

 “胸キュン”要素について、鈴木は「火曜10時という伝統ある枠なので、恋愛要素みたいなものは今後も含まれていくと思う」と分析。「第2話以降、芳根さん演じるまどか先生に対して少しずつ“信頼感”も生まれてくる。徐々に距離が縮まっていくような台本になっています」といい、「今後も“狙っていない胸キュンシーン”に注目してもらえたら、よりドラマを楽しんでいただけると思います」と見どころを明かした。

 そんな胸キュンシーンについては、「僕も照れ屋なので、菅野先生を演じながら“鈴木伸之が照れている”時があるんです」と、素の自分が出てしまうこともあるという。だが、菅野先生という役柄を踏まえて「今回の作品に、素の自分はいらない」と分析し「そういう部分で、殻を破りたいと思いながら作品に参加しています」と真剣な眼差し。同作では、俳優として“殻を破る”覚悟で臨む鈴木の姿にも注目だ。

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