B2愛媛 保田尭之GM兼HCの愛息が生後7カ月で逝去 喪章をつけて試合へ 保田氏「生きた証を…」

愛媛オレンジバイキングス

　バスケットボールBリーグ2部の愛媛は21日、公式SNSを通じ、保田尭之ゼネラルマネージャー兼ヘッドコーチの第3子が逝去したことを受け、今週末の試合に喪章をつけて臨むことを発表した。

　クラブは「【訃報】この度、保田尭之GM兼HCの第三子 郷籠(さとる)くんが2025年1月12日生後7ヵ月を以って逝去されました。ここに謹んでお知らせ申し上げます」と訃報を伝えた。

　クラブは12日に家庭の事情で青森戦を欠場すると伝えていたが、「本日からチーム活動へ復帰しております」と説明。続けて「愛媛オレンジバイキングスでは、ご子息保田郷籠くんへの敬意を表し、今週末の試合には喪章をつけて臨みます」と発表し、「クラブ一同、謹んでお悔やみ申し上げますとともに心からご冥福をお祈りいたします」と追悼した。

　保田GM兼HCは、クラブを通じ「2025年1月12日青森戦GAME2の当日　三男の保田郷籠（さとる）が急逝しました　郷籠が生きた証を多くの方々に向けてこのような形で発信していただいているクラブには感謝しかありません」とコメント。「家族がホームゲームの応援によく駆けつけてくれていたものの郷籠には1度も勝ち試合を見せてあげることができませんでした　朗らかでよく笑う子だった郷籠といつも家族同様に温かく応援していただいているバイクスファミリーの皆さまをホームゲームでの勝利で笑顔にするため次節神戸戦より復帰いたします」と復帰への意志を明かし「青森から愛媛までの道中　合間を縫ってバスケットLIVEで仲間が戦う姿を拝見し　画面越しで伝わってくる気持ちのこもった戦いぶりに感動しました　私が絶大な信頼を寄せる心強い仲間です　彼らとともに後半戦１つでも多くの勝利に向けて邁進いたします」と決意を新たに。「これまで試合会場で郷籠にお声がけいただきました皆さまに　ありがとうの言葉でいっぱいです」と感謝を伝えた。