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正代が大関経験者対決で御嶽海を押し出し5勝5敗 芝田山親方「腰から下が崩れない」

スポニチアネックス / 2025年1月21日 17時15分

<大相撲初場所10日目>御嶽海(右)を押し出す正代(撮影・西海健太郎)

 ◇大相撲初場所10日目(2025年1月21日 東京・両国国技館)

 東前頭4枚目の正代(33=時津風部屋)が大関経験者対決で西前頭7枚目の御嶽海(32=出羽海部屋)を押し出し、5勝5敗とした。2人の対戦成績は正代の15勝19敗となった。

 立ち合いの体当たりから右おっつけで一気に攻め込んだ。土俵際で御嶽海の右突き落としに少し前のめりになりながらも、こらえた。ABEMA大相撲中継で解説を務めた元横綱・大乃国の芝田山親方は「今場所の正代は腰から下が崩れない。(上体が起きても)圧力をかけて前へ出て行ける。大関へ上がった時のような強さがある」と指摘した。

 今場所は初日から3連敗スタートも、5日目に琴桜、8日目に豊昇龍と2大関を撃破するなど存在感を示している。

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