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専門家が指摘するフジテレビ最大の失策とは? 相次ぐスポンサーCM差し替えは「執行猶予」

スポニチアネックス / 2025年1月21日 19時32分

フジテレビの港浩一社長

 企業のリスク管理に詳しい桜美林大学の西山守准教授が21日、MBSテレビ「よんチャンTV」(月~金曜後3・40)に出演し、現在フジテレビからCMを差し替えているスポンサー企業の思惑について自身の考えを示した。

 西山氏は「これは制裁ではなく、変わってほしいというメッセージ」と指摘する。ネットなどではフジテレビとスポンサーの契約が終了したかのような誤解が一部あるが、「ACジャパンに差し替わるということはフジテレビにお金を払わないということではない。スポンサー企業はお金を払いながら自己判断で差し替えているということ」と解説した。一方で「ちゃんとしなければ、今度は正式にCM契約を終了するかもしれない」という意味は込められており、西山氏は「そういう意味では現在は厳しい言い方になるかもしれないが、執行猶予ということ」と企業側の意図を語った。

 とはいえ、フジ側が行動を起こさなければ、目前に迫っている新年度の広告収入はガタ落ちとなってしまう。今後、フジが行わなければならないのは信頼のおける調査。しかし、これには時間がかかるため「早い段階で社長の口からもう一度説明をすることが大事」と、フジ経営者による真摯(しんし)な態度の表明が必要と語った。

 タレント・中居正広の女性トラブルが発端となった今回の問題だが、西山氏は実はスポンサー企業が何より問題視しているのは「報道で中居さんのトラブルの事実を知ってしまったこと」。フジのトップが問題を把握してから「1年半も聞かされていなかった」状況を重く見ている可能性が高いという。「これから先はスポンサーや投資家にもきちんと説明をして納得してもらうことが必要」と、フジの企業としての成熟度も問われていることを示した。

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