【玉ノ井親方の視点】霧島が後半のキーマンになりそう ここから突っ走ればどうなるか分からない
スポニチアネックス / 2025年1月21日 19時42分
◇大相撲初場所10日目(2025年1月21日 両国国技館)
霧島が1敗の千代翔馬を引きずりおろして3敗をキープし、今場所のキーマンになりそうな雰囲気になってきた。
首のケガで大関から陥落し、平幕まで番付を落としていたが、だいぶ体の状態も良くなってきたようだ。
今場所は初日から豊昇龍、大の里、照ノ富士に3連敗。先行きが思いやられるスタートだった。だが4日目の琴桜戦に勝って、そこから7連勝と調子を上げてきた。体の動きも取組を重ねるごとに良くなっている。
この日も千代翔馬にまわしを与えないように動いて、最後は相手の腕をはたくようにして突き落とした。千代翔馬は霧島の素早い動きについていくのが精いっぱいで、足を滑らせバランスを崩して倒れ込んだ。
調子が悪かった頃の霧島は首痛の影響で、立ち合いの当たりが中途半端だった。首を痛めると怖さが出るため、思い切りが悪くなるのは仕方がない。
ただ、そのケガの影響も今場所の相撲を見る限り、心配する必要はなさそうだ。序盤でつまずきはしたが、その後は厳しい相撲を取っている。以前のように力が出る状態になってきたのは間違いない。
前半戦で三役陣との対戦をすべて終え、後半戦は番付が下の力士と当たることになる。ただ、2敗で首位を追う平幕の王鵬や尊富士も侮れない存在。豊昇龍、大の里も3敗をキープしており混戦ムードだ。その中で、元大関の霧島がどんな相撲を取るのか、後半戦の見どころの一つだろう。このまま突っ走っていけばどうなるか分からない。(元大関・栃東)
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