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【全豪OP】37歳ジョコビッチ4強! 深夜の3時間半超激闘、第3シードの21歳アルカラスを逆転撃破

スポニチアネックス / 2025年1月21日 23時1分

観客に投げキスをするジョコビッチ(AP)

 ◇全豪オープンテニス 第10日(2025年1月21日 メルボルン)

 男子シングルス準々決勝が行われ、世界ランキング7位のノバク・ジョコビッチ(37=セルビア)が第3シードで同3位のカルロス・アルカラス(21=スペイン)に4-6、6-4、6-3、6-4で逆転勝ちし、3年連続で準決勝へ進出した。準決勝では第2シードの同2位アレクサンダー・ズベレフ(27=ドイツ)と対戦する。

 過去の両者の対戦はジョコビッチの4勝3敗。24年はウィンブルドン選手権決勝でアルカラスが、パリ五輪決勝でジョコビッチがストレート勝ちしていた。第1セットは、4-4からの第9ゲームで3度目のブレークポイントをモノにしたアルカラスが先取。第2セットは、バックのリターンがさえたジョコビッチが5-4からの第10ゲームをラブゲームで取り、1-1のセットオールとした。

 第3セットは、ジョコビッチが3-2で迎えた第6ゲームで15-40からブレークに成功。第7ゲームはアルラカラスがブレークバックしたが、ジョコビッチは第8ゲームでもブレークに成功すると、第9ゲームを0-30からキープしてセットカウント2-1とリードした。

 耳に手を当て、両腕を振って観客をあおるジョコビッチは第4セットも第1ゲームをブレーク。粘るアルカラスを振り切り、深夜1時近くにおよんだ3時間37分の熱戦を制した。

 ジョコビッチは23年に全豪、全仏、全米を制したが、24年は7年ぶりに四大大会での優勝がなかった。今回優勝すればツアー通算100勝目、全豪オープンは11勝目、四大大会では最年長優勝で男女通じて単独最多記録の25勝目となる。アルカラスは22年の全米オープンで四大大会初優勝。ウィンブルドン選手権を23、24年と連覇し、全仏オープンも24年に初制覇した。全豪オープンで優勝すれば男子史上9人目の生涯グランドスラム達成となるが、今年はお預けとなった。

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