阪神4年目・豊田 初の宜野座スタート 「結果を出せるように」 昨秋キャンプMVP 春も打撃アピールへ

ノックを受ける阪神・豊田（撮影・北條　貴史）

　阪神・豊田が、4年目で初の宜野座スタートを勝ち取った。昨秋キャンプでは、紅白戦3試合全てで安打をマークし、8打数5安打と存在感を発揮。藤川監督から「危機感が結果に表れた」と称賛され、キャンプMVPにも選ばれた。かねて「宜野座に行ってみたい」と語っており、春も持ち味の打撃でアピールする構えだ。

　「（自主トレでは）バッティングを突き詰めてやってきた。それをしっかり春のキャンプで出したい」

　この日は室内練習場でマシン相手に打撃練習。キャンプ中に行われる紅白戦、対外試合へ向けて照準を合わせており、「練習で打てても試合で打てないと意味がないので。結果を出せるように」と静かに闘志を燃やした。