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JR東日本・高橋 攻守で20年ぶり優勝導く!ドラフト解禁年も「意識せず」平常心

スポニチアネックス / 2025年1月22日 5時2分

JR東日本の高橋

 社会人野球の「第79回JABA東京スポニチ大会」(3月8日開幕、神宮など)の組み合わせが21日、別表の通り決まった。大会連覇を狙うHonda、ドジャース・大谷の兄・龍太監督(36)が率いるトヨタ自動車東日本など16チームが出場。今秋ドラフト候補に挙がるJR東日本の4番・高橋隆慶内野手(23)は、チームを05年以来20年ぶりの優勝に導くことを誓った。

 勝負の2年目のシーズン。高橋は「去年のスポニチ大会は準決勝で負けたので、チームで何とか勝ち切るようにやっていきたい」と決意を新たにした。

 新人だった昨年は、予選リーグのENEOS戦で社会人1号本塁打をマークしたが、不慣れな内野守備で大会を通じて2度のタイムリーエラーを記録。「あの2つのエラーだけが記憶に残っている」と振り返る。中大時代は主に外野。社会人では内野手に転向して三塁、一塁をこなす中で、ひたすらノックを受け続けた。その成果が表れて昨年のU23W杯では最優秀守備選手に選出され、浜岡武明監督は「守備の自信がついたと思う」と期待を寄せる。

 中大の先輩に当たる森下(阪神)の打撃フォームを参考に、持ち味の長打力にも磨きをかけてきた。ドラフト解禁イヤーの最初の公式戦に向け、右の大砲は「気負ったらいい結果は出ないので、プロはあまり意識をせずにやりたい」と平常心で試合に臨む構えだ。攻守でチームをけん引し、05年以来20年ぶりの優勝に導く。(川島 毅洋)

 ◇高橋 隆慶(たかはし・たかのり)2001年(平13)12月21日生まれ、茨城県出身の23歳。小3から野球を始め総和北中では軟式野球部に所属。明秀学園日立(茨城)では甲子園出場なし。中大では2年春にリーグ戦デビュー。通算70試合に出場し4本塁打。1メートル86、92キロ。右投げ右打ち。

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