NHK会長 視聴率“ワースト2位”も紅白高く評価「大成功」「ひと味もふた味も違った評価いただいた」
スポニチアネックス / 2025年1月22日 14時5分
NHKの稲葉延雄会長が22日、東京・渋谷の同局で定例会見を行い、2部制となった1989年以降で過去2番目に低い数字となった昨年大みそかの「第75回NHK紅白歌合戦」(後7・20~11・45)について言及した。
稲葉会長は、自身も家族で見ていたといい、「B’zのサプライズもあって、大成功だったと感じました」と評価。「個人的には財津和夫さんの『切手のないおくりもの』を出演者全員で歌ったオープニングが今回のテーマにふさわしく、冒頭から感動しました」と感想を語った。
さらに、海外に滞在し、久しぶりに紅白を見たという友人からメールで「紅白の何十年ぶりに見たんだけど、生のステージショーとしては世界一流に達している」というメッセージをもらったといい、「芸能欄で視聴率とかで評価することが多い中で、ひと味もふた味も違った評価をいただいて、私は大変うれしく感じました」とした。
第2部(後9・00~11・45)の平均世帯視聴率は32・7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で2部制となった1989年以降で過去2番目に低い数字。過去最低を記録した23年からは0・8ポイント上昇した。1部(後7・20~8・55)は29・0%だった。
タイムシフトを含めた視聴人数と総合視聴率、配信サービス「NHKプラス」での視聴結果はリアルタイム+タイムシフトの視聴人数は、全国32地区で番組を1分以上視聴した人数の推計値が総合1部(後7:20~8:55)で4785.1万人、総合2部(後9・00~11・45)で5516.8万人だった(ビデオリサーチ調べ)。また「NHKプラス」での番組視聴UB数(視聴した端末の数)は215万UB(同時・見逃し)で歴代紅白で最多視聴数を記録。特に見逃し視聴170万UBと、昨年の1.3倍となった。
今回はME:I、Number_i、こっちのけんと、Creepy Nutsら10組が初出場を決めた一方、41年ぶり2回目の出場となったTHE ALFEEをはじめ、GLAY、イルカ、特別企画での出場となった氷川きよしら復活組が多数出演した。一方、STARTO ENTERTAINMENT勢は2年連続で一組も出場しなかった。
さらに、特別企画で連続テレビ小説「おむすび」の主題歌を担当しているB’zが初出場。当初は事前収録や別会場からの出演とみられていたが、NHKホールにサプライズ登場した。「おむすび」主題歌「イルミネーション」のほかに、代表曲「LOVE PHANTOM」、「ultra soul」を披露して盛り上げた。
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