谷原章介「スピード感、透明性、公平性持って」中居問題へのフジの調査巡り「経営陣にかかっている問題」

谷原章介

　フジテレビの朝の情報番組「めざまし8（エイト）」（月～金曜前8・00）が22日に生放送され、タレントの中居正広（52）を巡る女性トラブルについて報じた。

　番組では、村上誠一郎総務大臣や黒岩祐治神奈川県知事らがフジテレビの対応に苦言を呈したニュースを取り上げ、同局・倉田大誠アナウンサーが「『めざまし8』では、この問題を真摯（しんし）に受け止めて、ニュースをお伝えしてまいります」とコメントした。

　調査のスピード感について、同局解説委員の風間晋氏が「弊社だけではなくてテレビ業界というのは独特。春と秋の番組改編という1年間の節目を持っている。春の番組改編というのはもう目の前ですよ。そこで視聴者の方も、スポンサーも、“フジテレビがどうするのかな”というのは注目されているわけだから、そこをひとつ意識したスピード感というのは絶対必要だと思っている」と語ると、MCの谷原章介は「春と秋に大きな番組の改編期があってそこに焦点をあわせて仕事が進めていく」と引き取った。

　続けて「それは企画もそうですし、営業行為もそうですし…。今が1月ですから3カ月というと本当に時間がなくて、どこまで早くスピード感を持って、しかも透明性、公平性を持って調査をすることができて、きちんと発表できるのか」と険しい表情。

　「これは経営陣にかかっている問題ですよね。今回、時間、スピード感が大事かもしれませんね」と強調した。