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落合博満氏 岩瀬仁紀氏の2年目での殿堂入りに疑問「1年目で入っても当然の選手」「あれだけの記録を…」

スポニチアネックス / 2025年1月22日 20時11分

落合博満氏のYouTubeチャンネル「落合博満のオレ流チャンネル」から

 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(71)が22日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。今月16日に日本野球殿堂入りを果たした岩瀬仁紀氏(50)について言及した。

 自身が監督時代に中日の守護神としてプロ野球最多の通算407セーブをマークした岩瀬氏について「抑えを任せたけど、動じずにポーカーフェースで相手のバッターを打ち取ってくるっていうピッチャーでしたね。派手さはないんだけども、チーム編成上、9回は岩瀬がいるっていうことで絶対的な信頼を寄せていました岩瀬が打たれたらしょうがない」と振り返った。

 「彼には400セーブと言わずに500セーブを期待していた」とも話した落合氏。殿堂入りの際は岩瀬氏から電話で報告を受けたようで「1年目で入ったのか」と聞くと、岩瀬氏は「いや、2年目です」と答えたという。テロップでは信子夫人の「結構長電話してたわよね」とのコメントが紹介された。

 一方で、落合氏は「あれだけの記録をつくったんであれば1年目で入っても当然というような選手だったと思います」と有資格者となって1年目で殿堂入りしなかったことに疑問を呈した。

 いずれもNPB最多となる通算1002登板、407セーブについて「これからも当分は破られない記録だと思います」と指摘。「肘の故障とかなければ500セーブはいったんじゃないのかなって思っていました。それが彼との約束だったんだけど、ちょっと残念でした。よくあの身体で2004年から11年まで守護神任せましたけども、よく期待に応えてくれました」と故障を残念がりつつ、守護神としての働きぶりを称えた。

 岩瀬氏は2007年の日本ハムとの日本シリーズ第5戦で、8回まで完全投球を続けていた山井大介からバトンを託され、9回のマウンドへ上がり継投での完全試合を達成。球団53年ぶりの日本一を果たした。かなりの年月を経てもこのことが話題になることには「それはしょうがないと思う」とコメント。「8回までパーフェクトに抑えた山井を称賛するけども、9回の1イニングを抑えた岩瀬の評価っていうのは(当時は)非常に低かったと思う。あの1イニングっていうのは、誰も行きたがらない1イニングなんでね。あれは凄いこと。1人もランナーを出しちゃいけないケースで、1人もランナーを出さなかった。岩瀬っていうのは素晴らしいピッチャーですよ。山井も素晴らしかったですけどね」と完全リレーを達成した2人を改めて称えていた。

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