フジテレビ「イット」 カンテレ大多社長会見を映像で速報 「当時のフジテレビ専務」とテロップ

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　フジテレビは22日放送のニュース番組「Live　News　イット！」（月～金曜後3・45）で、タレント中居正広（52）の女性トラブルを巡っての対応で物議を醸すフジテレビの準キー局、在阪局のカンテレ・大多亮社長（66）が同日に恒例の新年社長会見を行ったことを報道した。

　「速報　当時のフジテレビ専務が会見」のテロップを付けて大多社長の会見を映像とともに報道。大多社長が中居の女性トラブルが起きた2023年6月当時にフジテレビ専務を務めていたことを伝え、「（トラブルは）当然把握していた」「（トラブルを報告されて）衝撃を受けました」「中居氏を守ろうという意識はなかった」「関西テレビは一切関係しておりません」「フジテレビにきちっとした調査を求めてまいりたい」「関西テレビとしても社内調査を行う」などのコメントをVTRで流した。

　「会見では中居氏への調査が及ばなかった点について問い詰められる場面も」というナレーションとともに、大多社長が記者から次々と質問を受ける映像も放送された。

　また、この日、米投資ファンド「ダルトン・インベストメンツ」がフジテレビの親会社フジ・メディア・ホールディングスへ2度目の書簡を送り、「週内にテレビカメラを入れた会見を開くこと」などを求めたことも報道。「だれかtoなかい」放送終了も報告し、計13分に渡って一連の問題について放送した。

　大多社長は81年にフジテレビに入社し、報道記者を経てドラマプロデューサーに。「東京ラブストーリー」「101回目のプロポーズ」「愛という名のもとに」など数々の人気ドラマを手掛けた。フジテレビの執行役員や常務を歴任し、22年からは専務に。24年6月に関西テレビの社長に就任した。