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カンテレ社長会見は異例の超ロング2時間10分 全希望メディア27社参加 大多社長が中居とフジに怒りも

スポニチアネックス / 2025年1月22日 18時53分

定例の「新年社長会見」に臨んだカンテレ・大多亮社長

 タレント中居正広(52)の女性トラブルを巡っての対応で物議を醸すフジテレビの準キー局、在阪局のカンテレ・大多亮社長(66)が22日午後、大阪市北区の同局で恒例の新年社長会見を行い、テレビカメラ6台、27社48人の報道陣が詰めかけスタート。大多社長が中居や自身も含めたフジテレビの判断などに対して怒りの表情をにじませるなど、希望全メディアに開放された異例の会見は、午後4時30分のスタートから2時間10分に及んだ。

 冒頭で「私がフジテレビに在籍していた当時の事案です。1年半前事案。この件については関西テレビは一切関与しておりません。取引をしている方々、スタッフ、ご迷惑ご心配をかけ心よりお詫びしたい」と謝罪した大多社長。その後、CMについて「このことで30数社の方が提供を外すとかACに切り替わっている」と明かした。

 続けて、今回の問題を把握した経緯とその際の思いについて「ある種の衝撃を私は受けました。とにかくこれは、この女性のケア、プライバシー、人権、精神のケアというのを本当にどれだけしっかりとやらなければいけないというふうに強く思ったのを覚えております。大変重い案件でありますので、これは社長には上げないといけない。あの、僕までで止めとくこともですね、考えられなくもないですけど…知ってる人が増えるということは避けた方がいいのかというような考えもありましたが、私の判断で港社長に上げた。その日のうちに上げたような記憶があります」と言及。

 そして、厳しい表情でトラブルを把握してからも中居の番組を続けていたことに関し「中居を守ろうとか、そういう意識はなかった」と明言。それでも続けたことに「彼女(被害者)を守る最善は何かを考えた。ズルズル(番組を)やってるじゃないか、という厳しい指摘も分かっています。いつ、(番組を)終わらせるのか、いつやめるのか、と常に頭の中にありました」と声を絞り出した。そして、中居に対して言いたいことという問いに対して「この事案だけを見れば示談されていて守秘義務もあるので、私がどうこう言うことはないですが、番組を漫然と続けていこうなどと思ったことは一度もなかった」と語気を強め、“ある種の「怒り」が自身の中にあったか”と問われた大多社長は「怒り?そう取っていただいて結構です」と語った。

 それ以外にも同局にも及ぶスポンサー各社によるCM差し替えについての詳細や声、テレビ局の接待や会食、女子アナウンサーの献上というセンシティブな質問、なぜ問題発覚後も中居の司会番組を1年以上継続したのか、SNS上における誹謗中傷ついてなど、質問は多岐に渡った。

 従来は関西放送記者会に所属する新聞社に向けての会見だが、この日は参加を希望する加盟社以外のテレビ局、ネットメディア、週刊誌、フリー記者など基本的には「他メディアを断らない」という方針で受け入れ、加盟社以外もオブザーバーとしてではなく質問も許された。テレビ局の生中継での放送はNGとなったが、情報解禁時間の設定もなかった。通例では、冒頭に幹事社が決められた質問を投げかけ社長が応答。その後、自由な質疑応答という流れだが、この日は社長が冒頭で視聴率の報告などを行いスタートした。登壇したのも大多社長1人だった。

 大多社長はフジテレビの執行役員や常務を歴任し2022年からは専務、昨年6月に関西テレビの社長に就任した。23年6月、中居と女性とのトラブルが起こった時には初期段階で報告を受けた人物とされ、フジテレビを知り尽くす人物として発言が注目されていた。

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