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“ロックな指揮”でシン・なでしこJ構築へ ニールセン監督、選手選考へ個性発揮求む!「表現して」

スポニチアネックス / 2025年1月22日 19時33分

取材に応じた女子日本代表「なでしこジャパン」のニルス・ニールセン監督

 “ロックな指揮”でシン・なでしこを構築だ。サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」のニルス・ニールセン監督(53)が22日、千葉市内で取材に応じ、五輪やW杯など主要大会のタイトル獲得を誓うとともに、実現した際には趣味の歌とギター演奏を披露するという“珍公約”も宣言。選手選考においては一芸に秀でた選手を重要することを明かし、個性を求めていく。

 この日も左耳のピアスを光らせていた。昨年12月に就任したニールセン監督。来月に迫ったシービリーブス杯(米国)での初陣へ、既に三菱重工浦和など国内クラブを中心に視察している。選手選考に向けて求めたのは、一芸に秀でた選手の台頭だ。

 「まず、選手に求めたいのは自分らしさ、キャラクターを見せてほしいということ。自分らしさ、自分の強みを表現してくれる選手を選びたい。勇敢に自分を示してほしい。自分の強みを出し、自分が何者(どういう選手)なのか見せてほしい。選手選考に関しては、監督が変わると新しい視点が加えられると思うので、何らかの変化があるだろう」

 初陣を控える現時点ではチーム戦術に合わせることは強制しない。選手それぞれの個性や特徴を最大限に生かしたいからだ。「選手によっては(監督が求めるプレースタイルになりきる)フリやチームに合わせることで自分らしさを失うこともある。誰かのコピー、フリをするのではなく、らしさ、パーソナリティーが重要だ」と言う。未完成な部分があっても、得点力や対人能力、空中戦、フリーキック、スピード、クロス供給力など一芸に秀でた選手を選出していく方針だ。

 指揮官自らも左耳にピアスを光らせるなど個性を尊重する。背景には「音楽好きで特にマイケル・ジャクソンがお気に入り。昔からロックミュージックも好きで、ロングヘアだった時もある。今は恥ずかしくて見せられないけど」と笑う。

 歌やギター演奏も得意で「主要大会でトロフィーを取ったら披露する」と約束。国立競技場でのムーンウオークもリクエストされると「どこでも(やるよ)。場所は関係ない」とニヤリと笑う。「まずはチームのパフォーマンスを楽しみにしてほしい。結果はついてくる」とニールセン監督。新たな風を吹かせていく。

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