女子マラソンの加世田梨花が結婚「お互いを高め合っていけるよう」お相手は実業団ランナー・小林歩

加世田梨花（23年6月撮影）

　女子マラソンで23年ブダペスト世界選手権19位の加世田梨花（25＝ダイハツ）が22日、自身のSNSで小林歩（26＝NTT西日本）と結婚したことを発表した。

　加世田は「ご報告」とし、「先日、NTT西日本陸上部の小林歩さんと入籍致しました。これからは夫婦としてより一層支え合い、競技ではお互いを高め合っていけるように頑張っていきます」「まだまだ未熟な二人ですが、私達らしく歩んでいきたいと思います。夫婦共々これからもよろしくお願い致します」とつづった。小林も同日、自身のSNSで発表した。

　加世田はパリ五輪代表選考会の23年マラソングランドチャンピオンシップ（MGC）は4位。パリ切符には日本記録更新が必要だった24年名古屋ウィメンズで及ばず、五輪には届かなかった。このレースでは給水を失敗した鈴木亜由子（日本郵政グループ）に加世田が自身のドリンクを鈴木に渡し、SNSでも「素晴らしいスポーツマンシップ」などと話題になった。

　小林は関大北陽高から駒大に進学し、駒大3年時の箱根駅伝では7区区間5位。4年時は3区区間2位と好走し、チームの総合優勝に貢献した。23年にマークした1万メートルの自己ベスト27分28秒13は日本歴代10位。