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井上尚弥 挑戦者のKO予告にも平常心「自分がやることは結果を出すこと」

スポニチアネックス / 2025年1月23日 5時3分

金(右)とのフォトセッションに臨む井上(撮影・島崎忠彦)

 ◇世界スーパーバンタム級4団体タイトルマッチ 統一王者・井上尚弥《12回戦》WBO11位・金芸俊(2025年1月24日 有明アリーナ)

 プロボクシング世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥が22日、横浜市内のホテルで開かれた試合前会見に出席し、代役挑戦者でWBO同級11位・金芸俊(キム・イェジュン)と初対面した。KOを予告した挑戦者を前にしても平常心で、トラブル続きの防衛戦に終止符を打つ覚悟を強調。プロモートする米トップランク社のボブ・アラムCEO(93)も同席し、次々戦は4月ごろに米ラスベガスで行うことを明言した。

 1カ月の興行延期に、試合直前の相手変更。アクシデント続きの防衛戦のゴングがいよいよ鳴る。ベージュのスーツに身を包んだ井上は代役挑戦者の金を前に王者としての覚悟と自信を口にした。「ここでモチベーションが上がらないと言っていたらファンの方に申し訳ない。最大限のリスペクトとしてバッチリ仕上げた。自分の25年のキャリアの引き出しを信じたい」

 当初の挑戦者でIBF、WBO1位サム・グッドマン(26=オーストラリア)の負傷棄権で急きょ決まった日韓対決。望んだ最強挑戦者ではなく格下相手だが、井上の闘志の火が消えることはない。初対面の“トラブルメーカー”金芸俊からは異例の要望も。KO宣言に加え「十分に準備して1ラウンドからベストな姿を見せてほしい」と挑発と取れる発言を受けた。これには「もちろんそこは考えている」と受け流すと「攻撃を前面に出すか、ボクシングIQを高く行くかで違う。じっくり作業していく」と冷静に組み立てる展開を描く。

 昨年11月に総額30億円のスポンサー契約を結んだサウジアラビアの国営娯楽イベント「リヤド・シーズン」のロゴをトランクスに入れて戦う初の防衛戦。「米国、サウジと海外進出の年になる。自分がやることはしっかり結果を出すこと」。まずはド派手なKOで25年初陣を飾る。

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