フェイエノールト上田綺世がBミュンヘン相手にダメ押しの復活弾　3月のW杯最終予選に期待

スポニチアネックス / 2025年1月23日 9時6分

＜フェイエノールト・Bミュンヘン＞後半44分、ゴールを決めるフェイエノールトの上田綺世（左）（ロイター）

　◇欧州チャンピオンズリーグ・1次リーグ第7戦　フェイエノールト3―0バイエルン・ミュンヘン（2025年1月22日　オランダ・ロッテルダム）

　フェイエノールト（オランダ）のFW上田綺世（26）がホームのバイエルン・ミュンヘン（ドイツ）戦で欧州チャンピオンズリーグ（CL）2点目のゴールを決めた。18日の国内リーグ・ウィレム2戦で太腿裏の負傷から昨年10月30日以来の復帰を果たして上田は2―0の後半38分から公式戦2試合連続の途中出場。同44分にカウンターでペナルティーアークでパスを受け、相手選手を振り切って左足でゴール右に決めた。

　加入2季目の上田は欧州CLでの2得点を含めて今季公式戦5得点。負傷のため、日本代表で序盤の4試合全てに先発していたW杯アジア最終予選は昨年11月の2試合を欠場していたが、次回3月の予選に向けて期待を抱かせる復活弾になった。11月19日の中国戦では上田の代役で先発した小川航基（NECナイメヘン）が2得点と活躍。先発復帰を目指す上田と小川の競争にも注目が集まる。

　また、この日の勝利でフェイエノールトは前節18位から11位に浮上。9～24位による決勝トーナメント進出プレーオフに進むことが確定し、29日の最終節でプレーオフ出場の必要がない8位以内への浮上を目指す。