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野球殿堂は1年目に選出されなくても対象資格は10年 元楽天ジョーンズは8年目で66.2%獲得、来年は

スポニチアネックス / 2025年1月23日 10時8分

 全米野球記者協会(BBWAA)の2025年の殿堂入り投票では、イチロー、CC・サバシア、ビリー・ワグナーの3人が得票率75%以上で殿堂入りした。

 イチローとサバシアは初年度に選出されたが、ワグナーは投票対象資格のある10年の期間をすべて使い切った。16年の初年度投票ではわずか10.5%。BBWAA選出者としては史上2番目に低い数字だった。しかし10年かけて82.5%まで上昇した。25年の候補者のうち、5%以上の得票を得て資格を維持できた15人は26年に再び投票対象として戻ってくる。この中から誰が26年、75%以上の得票率を得て殿堂入りできるのか、大リーグ公式サイトが報じている。

 一番可能性が高いのはカルロス・ベルトラン。25年に投票3年目で得票率70.3%。24年から13.2ポイントも増えた。1年目の23年は46.5%の得票率だったが2年連続で得票率を2桁増加させている。ベルトランは通算435本塁打、312盗塁、9度のオールスター選出、新人王、3度のゴールドグラブ賞受賞といった輝かしい実績を持っている。一方で、17年のアストロズのサイン盗みスキャンダルの首謀者の一人として、スポーツマンシップに疑問符をつける記者も少なくなかった。しかしながら3年目で抵抗感が薄らいできたのだろう。

 2番目に可能性が高いのは楽天でもプレーしたアンドリュー・ジョーンズ。25年に投票8年目で得票率66 .2%だった。ジョーンズは、18年に初めて対象となったが、得票率はわずか7.3%。しかし、20年から23年にかけて、支持率は4回の投票サイクルで50ポイント以上も急上昇し、毎年少なくとも7.5ポイントずつ増加していた。しかしながら24年は3.5ポイント、25年も4.6ポイントと伸びが鈍化。ゆえに26年はまだ届かず、ワグナーのように10年目、27年に届くのかもしれない。ジョーンズが選ばれれば、1年目の7・3%は選出者の中で、史上最低の初年度得票率となる。さらにキュラソー出身で初の殿堂入り選手となる。

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