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佐々木朗希 ロス山火事被害者思いやる心に米記者感銘「家族を失った人々の心の痛みを深く理解している」

スポニチアネックス / 2025年1月23日 12時13分

入団会見でユニホーム姿を披露するドジャース・佐々木(AP)

 ロッテからポスティングシステムを使いドジャースとマイナー契約を結んだ佐々木朗希投手(23)が22日(日本時間23日)、ドジャースタジアムで入団会見を行った。公の場は昨年11月17日のロッテのファン感謝イベント以来となった。

 佐々木はドジャーブルーのネクタイ、スーツ姿で会見に登場した。ロバーツ監督らからユニホームを着せられ、背番号「11」を“お披露目”。「ロサンゼルスの街が大変な時にこのようにたくさんの皆さんがお集まりいただきありがとうございます」とロスの山火事を心配した佐々木。「今日こうしてドジャースのユニホームに袖を通してみて改めて0からスタートするんだと身が引き締まる思いです」と語った。

 続けて「今回の移籍に際し、自分のような実績のない選手に対してたくさんの球団から熱心に声を掛けていただきました。自分のために時間を割いて頂いた多くの球団関係者の皆様に心から感謝しています。自分が選手として一番成長できる場所を純粋に選ぶことができました。一生に一度のこの機会に楽しみと寂しさを込めてこの1か月間を過ごしました。この球団にもそれぞれ魅力を感じたので、その中から一つだけを選ぶというのは非常に難しい決断でした。色々な意見があるのは重々承知しています。ただ、ここに来る決めた以上、今は自分が下した決断をがベストだと信じて自分の定めた目標を信じて自分の可能性を信じてくれる人たちの為に前向きに進めていきたいと思います。私も実際苦しい思いをしましたけど、自分の目標を見失わないこと、前を向き続けること、それだけは忘れないようにしてきました。ロサンゼルスの街も今このような辛い状況ですが、今日から自分もドジャースの一員としてロサンゼルスの皆様と一緒に前を向いて頑張っていけたらと思っています。最後になりますが、自分の挑戦を応援してくださった千葉ロッテマリーンズ関係者の皆様、5年間応援してくださったファンの皆様に本当に感謝しています。さらに今回の移籍にあたり、このことを最優先に考えて交渉してくれた代理人のジョエル(ウルフ)さんをはじめワッサーマンの皆様、これまでも人生で支えてくださった皆様、そしてどんな時もそばで支えてくれた家族に感謝を伝えたいです。ありがとうございました」とあいさつした。

 佐々木が会見冒頭でロサンゼルスの山火事に触れたことに、米全国紙「USAトゥデー」のボブ・ナイチンゲール記者が言及。「佐々木朗希投手は、ロサンゼルスの壊滅的な火災の犠牲者に対し、心からの哀悼の意を表しました。彼は、小学3年生のとき、東日本大震災で父親と祖父母を亡くした経験から、1万8000人もの人々が亡くなった津波で家族を失った人々の心の痛みを深く理解しています」と自身の経験から他者を思いやれる佐々木の気づかいに感銘を受けた様子だった。

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