1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 格闘技

延期&相手変更にも井上尚弥「正直かなり楽しみ」 プラス1カ月調整には「感覚として」手応え

スポニチアネックス / 2025年1月23日 13時42分

<井上尚弥計量>計量パスした井上(撮影・島崎忠彦)

 ◇プロボクシング WBA・WBC・IBF・WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ 統一王者 井上尚弥(大橋)<12回戦>WBO11位 金芸俊(韓国)(2025年1月24日 東京・有明アリーナ)

 前日計量が横浜市内のホテルで行われ、世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(31=大橋)はリミットより100グラム軽い55.2キロ、挑戦者のWBO同級11位・金芸俊=キム・イェジュン=(32=韓国)も55.2キロで、ともに一発パスした。計量後のフェースオフは約13秒で、両者とも表情を全く変えずに緊張感を漂わせ、井上の方から視線を外した。

 試合は当初、昨年12月24日に予定されていたが、挑戦者だったIBF・WBO同級1位のサム・グッドマン(26=オーストラリア)がスパーリングで左目上をカットしたため興行自体が1カ月延期。さらに今月11日、再び負傷したグッドマンが挑戦を断念したため、リザーバー(代役)として唯一名乗りを挙げていた金芸俊との防衛戦に変更されていた。

 計量後の主な一問一答は以下のとおり。

 井上「いよいよだなと。2カ月、長かったというのが率直な気持ちです。正直、かなり楽しみな心境ですね」

 ――今まで以上に。

 「そうですね。まずは試合が延期、中止、2度も。中止からの延期なので凄く楽しみですね。ちょっと待ち遠しいという気持ちもあります」

 ――相手の体は。

 「体は見ていないんですよ」

 ――あえて。

 「あえて、ではないです」

 ――調整が良かったと。どういう違いが。

 「言葉にするのは難しいんですけど、やってきた感覚として、としか言えないですね」

 ――スーパーバンタム級5試合目。体の出来上がり具合。

 「少しずつですけど体もデカくなってますし、スーパーバンタムの体にも、完成には近づいてきてるかなと感じてます」

 ――前回だいぶ増量したが、今回のイメージは。

 「今回は相手が変わったのでね。またイメージとは違う。前回言ってたような、スピード重視のボクシングをする必要はないかなと。あとはここからのリカバリーは、感覚的に戻していこうかなと」

 ――相手の印象。

 「臆することなく、この試合に挑んできてるのは分かりますし、やっぱり代役として受けてくれて、気持ちは強いのかなと思います。諦めることなく向かってきてくれるのでは」

 ――リヤドシーズンとの契約。

 「契約したからと言って、自分の中で大きく考えが変わるわけではないけど、契約1戦目なので落とせない。気負いなく、そこは自分を信じてるやるだけだと。あとは、ラスベガスの試合と、サウジでの試合と、両立していけたらいいなと思います。もちろん明日の試合が一番ですけど、その後のボクシングキャリアとしての試合も楽しみにしていこうかと思っています」

 5試合が予定されている興行のもようは当日午後3時20分よりNTTドコモの映像配信サービスLeminoが独占無料配信する。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください