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井上尚弥、24日は4団体ベルトの防衛戦に WBOのみランク入りの挑戦者に“特別許可”

スポニチアネックス / 2025年1月23日 14時39分

<井上尚弥計量>計量パスした井上(左)と金芸俊(撮影・島崎忠彦)

 ◇プロボクシング WBA・WBC・IBF・WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ 統一王者 井上尚弥(大橋)<12回戦>WBO11位 金芸俊(韓国)(2025年1月24日 東京・有明アリーナ)

 前日計量が横浜市内のホテルで行われ、世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(31=大橋)はリミットより100グラム軽い55.2キロ、挑戦者のWBO同級11位・金芸俊=キム・イェジュン=(32=韓国)も55.2キロで、ともに一発パスした。

 試合は当初、昨年12月24日に予定されていたが、挑戦者だったIBF・WBO同級1位のサム・グッドマン(26=オーストラリア)がスパーリングで左目上をカットしたため興行自体が1カ月延期。さらに今月11日、再び負傷したグッドマンが挑戦を断念したため、リザーバー(代役)として唯一名乗りを挙げていた金芸俊との防衛戦に変更されていた。

 金芸俊はWBOしか世界挑戦可能なランキング入りをしていないが、今回も井上が保持する4本のベルトの防衛戦となる。日本ボクシングコミッション(JBC)の安河内剛本部事務局長によると、WBA、WBC、IBFの各団体からそれぞれ「スペシャルパーミッション(特別許可)」が出たという。グッドマンの直前の辞退という事情もあるが、基本的には金芸俊に挑戦者にふさわしい実力があるかどうかが判断基準になったという。

 金芸俊は世界初挑戦だが、ルールミーティングでは特に質問や注文はなかった。グローブはともに日本製で、井上が白基調、金芸俊は青色を使用する。

 5試合が予定されている興行のもようは当日午後3時20分よりNTTドコモの映像配信サービスLeminoが独占無料配信する。メインイベントは午後8時頃開始が見込まれる。

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