オリックス・曽谷が地元の奈良県西和警察署から感謝状贈呈 ヘルメット啓発で地元の交通死亡事故0件達成

＜オリックス　曽谷感謝状贈呈＞中西和夫斑鳩町長（左）と山村和久西和警察署長（右）から感謝状を受け取る曽谷（撮影・岸　良祐）

　オリックス・曽谷龍平投手が、地元奈良県の西和警察署から感謝状を贈呈された。

　曽谷は23年の12月1日に西和警察署の一日警察署長を務め、以降も西和警察署や地元の斑鳩町役場と連携して自転車乗車ヘルメットの啓発動画を制作。ヘルメット着用の必要性について周知に努めた成果もあってか、西和警察署の山村和久署長によると、昨年度は同署管内での自転車の大きな事故の発生もなく、365日間の交通死亡事故0件も達成した。

　こうした県民の交通安全意識の高揚に大きく寄与したとされ、感謝状を贈呈された曽谷。「実感はなかったんですけど、こうして感謝状をいただけるということは、少しでも貢献できているのかなと思うので。もっと活躍して、少しずつですけど力になっていければと思います。何とかプレーで力になっていけたら」と、さらなる地元貢献を誓っていた。