張本美和、初着用の“キティちゃんユニ”で躍動 クロミ推しの理由は「自分に一番近いキャラクター」

＜卓球全日本選手権第3日＞キティちゃんのロゴが入ったユニホームで試合に臨む張本美和（撮影・小海途　良幹）　　　　　　

　卓球・全日本選手権第3日（2025年1月23日　東京体育館）

　女子シングルスで史上最年少優勝を狙う張本美和（木下グループ）が、初戦となる4回戦で原芽衣（レゾナック）を4―0で下した。

　3連覇を狙うジュニアのシングルスも、一般シングルスの前に3試合こなして8強に進出。16歳7カ月で臨む今大会は、平野が保持する16歳9カ月の最年少優勝記録更新が懸かる。その中で、1日に4試合目となった原との一戦も勝ちきり「正直、ちょっと疲れているのはあるけど、もし“まだ試合をやれ”と言われれば、いけるはいける」と笑った。

　20日にサンリオとのスポンサー契約締結が発表され、この日、初めてキティちゃんのロゴが入ったユニホームで試合に臨んだ。「（キティちゃんは）私より凄い有名な方なので責任感を持ってやらないといけないなって部分はあるけど“もっと有名になってやるぞ”ぐらいの気持ちで重く考えすぎずに頑張っています」。一方で、サンリオのキャラクターの中で張本美の推しは「クロミ」。その理由は…。

　「（クロミは）なんかちょっと悪キャラというか、ダークなイメージがあって…。キティちゃんとかマイメロちゃんとか、かわいいイメージと自分は違う。クロミちゃんには及ばないですけど、自分に一番近いキャラクターはクロミちゃんだったんで好きです」

　サンリオの後押しも受け、初の頂点を目指す。