元「チャットモンチー」高橋久美子氏 「木綿のハンカチーフ」が名曲たる所以を力説
スポニチアネックス / 2025年1月23日 17時45分
元「チャットモンチー」のメンバーで作家の高橋久美子氏(42)が22日放送の文化放送「くにまる食堂」(月~木曜前9・00)に出演。名曲について語った。
地元・愛媛と東京で、農業と作家・作詞家の二足のわらじで生活している高橋。今月15日には、文章を「音」という独自の視点から解説した1冊「いい音がする文章」発売した。
番組では、本の中で書かれている高橋氏の作詞講座の中からいくつかを抜粋して紹介。パーソナリティーの坂口愛美アナが「“いつ、どこで、だれが”を明確に。その中で、いつ、どこで、だれが”が何度も入れ替わる構成になっていると紹介されているのが松本崇さんの代表作の1つ、太田裕美さんが歌うこちらの曲です」と語り「木綿のハンカチーフ」が流れた。
「歌詞って、たった200文字とか300文字くらいなんですよ。その中で、場所とか時間とか変わっていくと、初めて聴いたときわからないと思う」と前置き。続けて「だけど『木綿のハンカチーフ』は、まずは男性が“旅立つ”と言ってて上京するのがわかる。次に女の子に変わりますよね。しかも時間も何カ月も経ってますよね、最終的には“涙拭く木綿のハンカチーフ下さい”とか言ってるんです」と歌詞の主語、時、場所が変化しても聞く人にきちんと伝わる内容である力説した。
「これも、デュエットにしなかったのが凄いと思うんです。太田裕美さん1人で歌ってるじゃないですか。詩だけ見たら“なんじゃこの男子!”ってなる。都会に行ったまま、彼女のこと忘れていくというか…音楽になって着地したのかなと思うんです」と解説。「これが、もし中森明菜さんとか、もっとシックな感じで歌い上げる方が歌ってたら、もっと泣いちゃう曲になりそう。太田裕美さんだったからポップで、そこまで男性が恨まれずにすんだのかなって」と自身の考察で締めくくった。
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