阪神・坂本、岡留が病院訪問で子どもたちを激励 「夢と希望を与えられるように」

ドナルド・マクドナルド・ハウス神戸を訪問し、利用者やボランティアと交流する阪神・坂本（左）と岡留（撮影・北條　貴史）

　阪神・坂本誠志郎捕手（31）と岡留英貴投手（25）が23日、兵庫県神戸市の「マクドナルド・ハウス」を訪問した。

　2人は隣接する病棟を回り小児がんの子どもとその家族約30人と写真撮影やサインした。その後はハウスに移り家族が宿泊する部屋を見学。スタッフや病気から回復した野球少年の質問に答えた。

　坂本は「（支援活動をする前までは）こんな選手が（来て喜んでくれるのか）と思っていたが、すごく喜んでくれた。野球をもっと頑張らないといけない」と語り、初参加の岡留は「（子どもたちに）夢と希望を与えられるように。来て良かったです」と話した。

　「マクドナルド・ハウス」は自宅から遠く離れた病院で入院・通院する子どもを抱える家族たちのための滞在施設。一般社団法人日本プロ野球選手会が19年から病気の子どもとその家族を支援する「公益財団法人ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパン」を支援協力している。