STARTO社 能登半島に1億円寄付 井ノ原CMOが石川県知事を訪問し贈呈

馳浩石川県知事（左）を表敬訪問した井ノ原快彦

　STARTO　ENTERTAINMENTの井ノ原快彦取締役CMOが23日、石川県庁で馳浩知事を表敬訪問し、能登半島地震および奥能登豪雨の災害義援金1億円を寄付した。井ノ原CMOは「東京から北陸新幹線で金沢まで速かったです。金沢は、海のものも山のものも美味しいですから、今日はギリギリまで粘って帰ります」と笑顔。「まだまだ（復興に）時間がかかると思います。僕らも今後とも寄り添っていく気持ちを強めて、能登の皆さんの思いを全国へ紡いでいきたいと思います」と決意を語った。

　同社所属のアーティスト14組75人によるプロジェクト「STARTO　for　you」のチャリティーシングル「WE　ARE」の収益金。配信楽曲ならびにシングルCDは、昨年末までの期間限定販売で、作品の収益は令和6年能登半島地震の被災者に全額寄付されることが発表されていた。

　贈呈された目録の中には目録に入っているチャリティーシングル「WE　ARE」のCDも。井ノ原は「NEWS、SUPER　EIGHTからAぇ！groupまで14組75人が一生懸命、心を込めて歌っています。75人のレコーディングは歌の厚みが全然違うので、ぜひ聴いてください」と熱くアピール。馳知事は前のめりに観賞した。

　井ノ原氏は集まった報道陣に「何か（僕たちに）やってほしいことはないですか？」、「僕たちが“行っちゃってもいいの？”っていう場所を教えていただけませんか？」と気さくに質問を投げかけ。馳知事も一緒に記者たちに質問するという、和気あいあいとした時間もあったという。