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フジ副会長 2024年の放送のあり方を猛省「“フジテレビは傲慢なんじゃないか”という意見も耳に…」

スポニチアネックス / 2025年1月23日 19時6分

日本民間放送連盟 遠藤龍之介会長(撮影・小渕 日向子)

 日本民間放送連盟(民放連、遠藤龍之介会長)は23日、都内で定例会見を開催。会見後にフジテレビの副会長として、タレント中居正広(52)の女性トラブルにフジテレビ幹部社員が関与したとの報道をめぐる一連の騒動に言及した。

 今回のトラブルに関して、同局の反省すべき点、改善点を問われた遠藤氏は、ドジャース・大谷翔平投手の自宅公開や、水原一平氏の取材、朝の情報番組「めざましテレビ」若手アナウンサー問題などに触れ「2024年、私どもは非常に悪いパターンで世の中を騒がせたことが多かった」と陳謝。

 続けて「“フジテレビは傲慢なんじゃないか”という意見もネットにはあふれていますし、私の耳にも入っておりました」と明かした上で、同トラブルの背景にも同様のことがあったとし「企業風土というところの改善は必要。かなり根源的なことだと思います」とした。

 フジサンケイグループ代表でフジ・メディア・ホールディングスの取締役相談役の日枝久氏の体制が一新されなければフジテレビは変わらないと指摘されると、「全てのことを日枝が決めていると言われるんですけど、実はそんなことは本当にないんですよ。ただ影響力があることは間違いない」と遠藤氏。「今の企業風土という中の一部に私も港も、もしかしたら日枝もいるということなのかもしれないなと思います」と話した。

 中居はこの日に芸能界引退を発表。「全責任は私個人にあります」とし、「これだけたくさんの方々にご迷惑をおかけし、損失を被らせてしまったことに申し訳ない思いでなりません。そして、改めて、相手さまに対しても心より謝罪申し上げます」と謝罪した。「関係者各位の皆さま、ご迷惑をおかけしました。重ねて、お詫び申し上げます。大変、大変申し訳ございません」と記した。

 遠藤氏は、フジテレビの元社長。現在は同局の副会長を務めている。

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