山口真由氏 中居正広騒動は「時代の変化を象徴するひとつの契機」 米国の性被害撲滅運動にも言及

山口真由氏

　元財務省官僚で信州大の山口真由特任准教授（42）が23日、TBS系「ゴゴスマ～GOGO！smile～」（月～金曜後1・55）にコメンテーターとして生出演。タレントの中居正広が芸能界からの引退を表明したことについて私見を述べた。

　中居は23日、自身のファンクラブサイトで芸能界引退を発表。「全責任は私個人にあります。これだけたくさんの方々にご迷惑をおかけし、損失を被らせてしまったことに申し訳ない思いでなりません」と騒動について謝罪した。

　「そして、改めて、相手さまに対しても心より謝罪申し上げます。関係者各位の皆さま、ご迷惑をおかけしました。重ねて、お詫び申し上げます。大変、大変申し訳ございませんでした」とし、最後に「37年間、ありがとうございました。さようなら…」と別れの言葉を記した。

　山口氏は「例えばアメリカでは、どれだけ権力を誇った人でも性的な搾取が明らかになった時点で全てを失うハッシュタグMeeTooのような時代がありました」と米国に影響をもたらした性被害撲滅運動に言及。

　そして「中居さんの件が、例えば松本人志さんや他の案件にどう影響を与えるかは分かりませんが、後から振り返った時に、これからの時代の変化を象徴するひとつの契機になる可能性はあるんじゃないかと思いました」とコメントした。