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引退の柿谷曜一朗 「大阪ダービー」での引退試合を熱望「ガンバのユニホームをピンクに…」

スポニチアネックス / 2025年1月23日 23時9分

会見で予期せずあふれる涙をぬぐうC大阪・柿谷(撮影・長嶋 久樹)

 引退会見した元日本代表のFW柿谷曜一朗は“引退試合”の壮大なプランを明かした。「『柿谷レジェンド―柿谷フレンド』ってやり方はしないです。大阪ダービーでやります。やりたいです。満員取る自信あるので」と笑った。

 さらに柿谷の夢プランは止まらない。「ガンバのユニホームをピンクにして。セレッソは俺と乾(貴士)くんとキヨ(清武弘嗣)と(香川)真司くんで出たらいいかな。ボランチはヤット(遠藤保仁)さんですよ。これでガンバはセレッソを応援せなあかんみたいな。それがおもろいと思ってくれるのは大阪の人間だけやから。ガンバには家長(昭博)くんと本田圭佑。言うたるだけで絶対誰も来てくれへん」と“天才”ならではの構想を明かした。

 そこには柿谷の深い“大阪愛”がある。J1でセレッソとガンバが優勝争いを続けるために盛り上げたい思いからの発案だという。2月14日の開幕戦が大阪ダービーということもあって「セレッソ側は争奪戦ですよね。バンさん(播戸竜二)、加地(亮)さん、それに僕」と応援ゲストや解説争い参戦する意向を掲げた。

 「この5年くらいじゃないですか。良くも悪くも選手がサッカーをしているというよりはさせられているという言い方は良くないかもしれないけど…。僕は90分を放っておいてほしかったので。戦術という言葉はあまりにも、ミーティングでもよう分からん言葉が山盛り出てくる。ミーティングなんかどうでもいいからボールをまず止める、人を抜く。それができてからの話。そういう感覚で育ったからサッカーがもう難しい。もう意味が分からん」と柿谷は嘆いた。そんな柿谷の感性での解説、一聴の価値ありだろう。 

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