尚弥の相手“日本人キラー”キム 世界初挑戦「自信はある」

＜井上尚弥計量＞計量パスした井上（左）と金芸俊（撮影・島崎忠彦）

　◇世界スーパーバンタム級4団体タイトルマッチ　統一王者　井上尚弥《12回戦》　WBO11位　キム・イェジュン（2025年1月24日　有明アリーナ）

世界初挑戦のキム・イェジュンは「confidence（自信はある）」と言い残し、会場を後にした。“トラブルメーカー”の異名を持ち、対日本人は7戦全勝の日本キラー。

　世界戦での日韓対決は、13年11月のWBA世界バンタム級タイトルマッチで王者・亀田興毅が挑戦者・孫正五に12回判定勝ちして以来、約11年2カ月ぶり。07年に元WBC世界フェザー級王者・池仁珍が王座を失って以来の韓国勢世界王者になるべく、金芸俊は千載一遇のチャンスに懸けている。