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ソフトバンク・川瀬 弟と“ゴチバトル”「僕は開幕スタメン、堅斗は開幕1軍を目指して」

スポニチアネックス / 2025年1月24日 5時3分

練習場近くの砂浜を弟の堅斗(右)とランニングするソフトバンク・川瀬晃(撮影・岡田 丈靖)

 ソフトバンクの川瀬晃内野手(27)が23日、大分県国東市でオリックスの弟・堅斗投手(22)と初めて行った自主トレを打ち上げた。兄は打力を上げて二塁での先発出場を増やすと誓い、弟は30試合登板の目標を掲げた。昨季1軍での兄弟対決が実現し、兄が3打数無安打と抑えられた。今年は敗れた方が家族に食事をごちそうすると約束。高級すしをかけ、熱い兄弟バトルを繰り広げる。

 兄弟そろって今年もパ・リーグ最高峰の舞台で生き抜く――。地元・大分の大海原をバックに川瀬ブラザーズは誓った。2人とも古豪・大分商で主将を務めて甲子園出場も果たし、高卒でプロ入り。昨季105試合に出場した兄・晃はおごることなく言った。

 「僕たちは、まだそこまでの選手じゃない。2人で1軍にいないと兄弟対決も実現しない。地位を確立するため、僕は開幕スタメン、堅斗は開幕1軍を目指して」

 昨季の出場試合数は自己最多だったが、スタメン出場は25試合だった。打率・261、7打点にも納得はしていない。節目の10年目のシーズンへ向けて5歳下の弟・堅斗に打撃投手を頼み「とにかく打たないと。質のいい打球を意識してきた」。この日で兄弟で初めて行った自主トレを打ち上げ、きょう24日からは今宮の自主トレに合流する。「もっと(遊撃の)今宮さんと組む回数を増やしたい」と二塁での出場を増やしたいと意気込んだ。

 同じ大分出身の「けんた」先輩と二遊間コンビを多く組み、オリックス戦では弟の「けんと」を打つ。昨季初めて1軍で兄弟対決が実現。3打数無安打に終わった兄は初安打で兄のプライドを守るつもりだ。

 弟は昨年7月に支配下昇格を勝ち取り、8試合に登板した。さらなる飛躍を期して「まずは中継ぎで30試合近く投げたい。いずれ先発もしたい」と目標を掲げた。兄から「甘くないわ!」と突っ込まれたが、兄弟対決では初三振を奪いにいく。

 2人は負けた方が家族に高級すしをごちそうすると約束した。5人兄弟の四男・晃、五男・堅斗による“ゴチバトル”。熱い戦いになるのは間違いない。(井上 満夫)

 ○…この日の自主トレを見守った父・保生さん(69)は「晃にも堅斗にもおもちゃを買ってくれと言われたことがなかった。とにかく野球だった」と懐かしむ。「どっちを応援するか、いつも迷う。テレビでじっくり見るのが一番」と4度目の兄弟対決を楽しみにしていた。

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