巨人ドラ5・宮原 海洋学部出身左腕スイス～イ30球 2軍新球場併設の水族館心待ち

キャッチボールする宮原（撮影・白鳥　佳樹）

　巨人のドラフト5位・宮原（東海大静岡）が、東京都稲城市のファーム新球場「ジャイアンツタウンスタジアム」で行われた新人合同自主トレに参加。球場に隣接し、27年中にオープン予定の水族館について、海洋学部出身の左腕は「見に行かなきゃいけないですね」と心待ちにした。

　プロ野球人生を出航したばかり。最速153キロ左腕は3度目のブルペン入りで座った捕手を相手にカットボール、スライダー、ツーシームを交えて30球を投げ込んだ。キャンプは2軍スタートとなったが、焦りはなく「（現在の出力は）7割。キャンプの前半にマックスに持っていけたら」と青写真を描く。

　入寮の際には大学のチームメートから寄せ書きされたボールを持参。海の近くで培った投球術でプロ野球という大海原を突き進む。（青森　正宣）