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会見は失敗…フジ港社長辞任必至 社員向け説明会 4時間半、約1100人参加「まだ隠そうとするのか!」

スポニチアネックス / 2025年1月24日 4時7分

フジテレビの港浩一社長

 フジテレビは23日、中居正広の女性トラブルに同局の編成幹部が関与したと報じられている問題を受け、初めて社員に向けた説明会を開催した。嘉納修治会長と港浩一社長が出席し、第三者委員会の設置や27日にオープンな会見を開くことなどを説明。社員からは港社長の進退を問う厳しい質問も相次ぎ、時に怒号が飛び交う場面もあった。

 東京・台場の本社スタジオとリモートで開かれた説明会は午後5時30分過ぎに始まった。用意された約400以上の席は埋まり、立ち見する社員も出るほどで局側の想定をはるかに超えた。リモートでは600人以上が参加。終了したのは午後10時過ぎ。約4時間半、約1100人の社員が鋭い視線を経営陣に向けた。

 質問は事前に社員から募った245件の質問に加え、会場からは50以上にも上った。中でも17日に港社長が開いた会見に関する追及が続いた。参加メディアを制限し、動画撮影も認めず、猛批判を浴びた。港社長は「会見が終わって失敗したと思った」「報道する立場からしたらあり得ないことをした。反省している」と淡々と語った。こうした発言のたびに出席者から深いため息がもれた。

 座っていた役員たちを壇上に呼び出し質問をぶつける場面もあった。会社側からの「フジテレビを再生する」といった発言に「悠長なことを言っている場合か」「具体的なプランはないのか!」など怒声を上げる社員も。「日枝(久同社相談役)さんも含めて経営陣が責任を取るべき」といった指摘もあった。説明会の最後には「外で記者が取材をしているので話さないように」とのアナウンスも。ある社員は「この期に及んでまだ隠そうとしているのか」とあきれた。

 昨年末に今回の問題が報じられて以降、社員に満足な説明はなされず不満は爆発寸前だった。労働組合も動く事態に発展し、23日には経営体制の刷新などを求める意見書を港社長宛てに提出。関係者は「先週頭時点で組合員は80人ほどだったが、今は500人を超えた」と話している。

 自身の進退を問われた港社長は説明会で「責任は重く受け止めている。それで理解してください」と語るにとどめた。一方の嘉納会長は「(会長の)立場にこだわっていないが、今は逃げることはできない。ただ考えていることはある」と辞任への含みを持たせた。説明会に出席したフジ職員は「港社長の引責辞任は必至だ」と話している。

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