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大喜翔が序ノ口優勝 首の骨折から10カ月…「復帰できるつもりでやってきた」幕下経験者の実力示す

スポニチアネックス / 2025年1月24日 14時11分

<初場所13日目>若肥前を送り出しで破り勝ち名乗りを受ける大喜翔(撮影・郡司 修)

 ◇大相撲初場所13日目(2025年1月24日 東京・両国国技館)

 序ノ口ただ一人全勝の西4枚目・大喜翔(24=追手風部屋)が東序二段84枚目の若肥前(34=芝田山部屋)を下して序ノ口優勝を決めた。

 立ち合いから左おっつけ、右喉輪で一気に前に出て送り倒し。幕下経験者の実力を示し「自分の相撲は全然取れてなかったけど、とりあえずよかった」と胸をなで下ろした。

 昨年春場所の取組で首を骨折。10日間に及ぶ入院、寝たきり生活を経て4場所連続全休。昨年10月頃からまわしを締めて土俵に立てるようになり、12月から実戦稽古を再開した。「早く戻りたい気持ちはあった。復帰できるつもりでやってきた」。追手風部屋では現幕下の日翔志が同じ首の大ケガから復活して関取昇進まで果たした例もあり「親方や関取衆もずっと“復帰できる”と言ってくれていた。相撲取れることに感謝しかない」と復帰の支えになった。

 1学年下の弟・大皇翔(22)は三段目でここまで同部屋の大斧(19)とともに6戦全勝。大喜翔は「2人とも勝って2人で優勝決定戦やってもらえれば」と話していたが、大皇翔は野田(19=藤島部屋)に敗れて全勝ならず。兄弟優勝は果たせなかった。

 ◇大喜翔 大貴(だいきしょう・おおき)本名=白川大貴。2000年(平12)8月18日生まれ、香川県高松市出身の24歳。小学生から相撲を始め、中3で全国都道府県中学生大会16強。高松南高2年時に国体16強。追手風部屋に入門し、2019年初場所で初土俵。入門から1年半で幕下に昇進。東幕下25枚目だった昨年春場所中に首を骨折。4場所連続全休を経て今場所から復帰。身長1メートル84、体重156キロ。3兄弟の長男。次男・大陽は同部屋の三段目・大皇翔。三男・大翔は日大相撲部3年。

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