【全豪OP】37歳ジョコビッチが第1S終了後にリタイア…決勝進出ズベレフ「ブーイングしないで」
スポニチアネックス / 2025年1月24日 14時20分
◇全豪オープンテニス 第13日(2025年1月24日 メルボルン)
男子シングルス準決勝が行われ、第2シードで世界ランキング2位のアレクサンダー・ズベレフ(27=ドイツ)が初の決勝進出を決めた。世界ランク7位のノバク・ジョコビッチ(37=セルビア)が第1セットを6-7で落とした後に棄権した。ズベレフは四大大会初優勝を懸け、26日の決勝で第1シードの世界1位ヤニック・シナー(23=イタリア)―同20位ベン・シェルトン(22=米国)の勝者と対戦する。
ズベレフは2-1で迎えた第1セット第4ゲーム、0-40と追い込まれてから5連続ポイントでキープに成功。その後も互いにサービスゲームをキープする展開が続き、6-6でタイブレークに突入した。タイブレークでは5-6とリードされた場面でジョコビッチがボレーをネットにかけると、ズベレフに握手を求めて棄権を申し入れた。観客席からはブーイングも起きたが、ジョコビッチは両手の親指を立ててそれに応えた。
ジョコビッチは準々決勝で世界3位のカルロス・アルカラス(21=スペイン)と3時間37分の激闘。試合途中にメディカルタイムアウトを取り、左太腿にテーピングを巻くなどコンディションが懸念されていた。この日も左脚にテーピングを巻いており、試合が進むにつれてプレーの間にゆっくり歩く姿が目立っていた。今回はツアー通算100勝目、全豪で女子のマーガレット・スミス・コート(オーストラリア)に並ぶ最多11度目の優勝、男女を通じて四大大会単独最多25度目の優勝がかかっていたが、2年ぶりのタイトル奪回はならなかった。
ズベレフはジョコビッチとの対戦成績を5勝8敗とした。全豪オープンでは21年の準々決勝で敗れており、リベンジに成功した。試合後のコートインタビューでは「選手がケガをして引き上げる時にブーイングしないでください」と観客に呼びかけ、「チケット代を払っていて、5セットマッチを見たいと思うのは分かるが、彼(ジョコビッチ)は腹部と太腿のケガを抱えながら勝ち上がってきた。敬意を払ってください」と訴えた。ズベレフは20年全米と昨年の全仏で決勝へ進出したものの、いずれもドミニク・ティーム(オーストリア)とアルカラスに敗れており、四大大会3度目の決勝で悲願の初優勝を目指す。
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