TOKYO MXも社内調査の着手発表「外部の専門家の協力」のもと 中居正広氏問題を受け各局が対応

TOKYO　MX本社

　東京メトロポリタンテレビジョン株式会社（TOKYO MX）は、24日、中居正広氏（52）の女性トラブルをめぐる一連の報道を受け、社内調査をすると声明を発表した。

　同局は「『会食等の強制・性的接触の要求、及び職場環境』について、外部の専門家の協力を得て、社内調査に着手致しました」と報告。

　続けて「当社は、ハラスメントや人権侵害などがあった場合には速やかに通報するよう社内外に『通報窓口』を設置し、社員に徹底しております」と説明。

　そして「引き続き、放送倫理、社会倫理、及び関係法規を遵守することにより、健全な放送の確保に努めます」と伝えた。

　各局の「社内調査」の対応を巡っては、フジテレビの港浩一社長が17日の会見で、今後は新たに設置する第三者の弁護士を中心とする「調査委員会」に調査を委ねるとした。

　フジの会見後、民放各局が続々と声明を発表。TBSは20日に「社内調査を始めた」と公表。日本テレビも21日、制作現場などで「会食などにおける不適切な性的接触」がなかったか、外部の専門家を入れて社員らにヒアリングを行うと明らかにした。

　22日にはテレビ朝日がすでに社内調査を実施したことを報告。同日、テレビ東京も調査に乗り出すことを明かしていた。