【センバツ】青森山田“浅村アッパー”4番・蝦名「ホームランを打ちたい」目指すは日本一

＜センバツ発表　青森山田＞バットを手にポーズを決める青森山田・蝦名（撮影・木村　揚輔）

　昨年は春8強、夏4強の青森山田が、2年連続4度目のセンバツ出場を決めた。部員は「脱丸刈り」の髪形自由スタイルで、前チームのレギュラー5人がけん引する。

　3季連続の甲子園に、プロ注目の4番蝦名（2年）は「自分が結果を出して引っ張っていきたい。。“チームが困っている時に1本（安打を）打つ”というのを去年から掲げてきた。チームとしては日本一」と目標を掲げた。

　高校時代に遊撃手だった父から翔人（しょうと）と名付けられた二塁を守る右の強打者。中学では日本代表も経験した。この冬は「長打を打てるスイングにしようという話し合いをしました」と高校通算8本塁打の打撃を改造。ダウン気味のスイングを「逆方向に誰が一番強く、強い打球を打てるか考えた時に（楽天）浅村選手だと思った」と浅村を参考にアッパーに変えた。

　兜森崇朗監督は「まずは選ばれてホッとしています。チームはまだ投打の柱がしっかりしていない。4番の蝦名が力強くなってくれることで、チームが成長する」と期待した。