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【SVリーグ】姫路入団の秋本美空「世界で通用する選手に」高橋藍を目標 大友愛さん長女

スポニチアネックス / 2025年1月25日 6時1分

入団会見に臨んだ姫路の(左から)秋本、河俣、矢田(撮影・中辻 颯太)

 ロス五輪の星が高橋藍ロードで世界へ羽ばたく。元日本代表の大友愛さん(42)の長女、秋本美空(18、共栄学園高3年)が24日、姫路市内で行われたSVリーグ女子姫路の契約締結会見に出席。1メートル85の長身を誇るアタッカーは、高橋藍(23=サントリー)を目標に掲げ「世界で通用する選手になりたい」と抱負を語った。

 未来の日本代表を背負うであろう逸材が堂々と宣言した。「世界に通用するような選手になりたいと思っています。もっと自分のレベルを高めていろんな人から憧れられる選手になりたい」。高校の制服姿で会見に臨んだ秋本は早くも世界を見据えた。

 長身で最高到達点301センチのアタッカーが目標とするのは高橋藍だ。「スパイカーだけど、レシーブもつなぎもできて。自分もそういうふうになりたい」と目を輝かす。今月の全日本高校選手権を主将として優勝へと導いた際、SVリーグの試合中だった高橋藍は結果を知ると「共栄学園、すげぇ!」と19年ぶりの優勝を祝福。その様子を伝えられた18歳は「憧れの人に褒められるのはうれしいです」と声のトーンを上げた。

 羨望(せんぼう)のまなざしで見つめる人と同じ道を歩く。関口博之GMは「今のうちに海外を経験させたい。短期留学もあるが、思い切って1シーズン頑張ってもらう考えもある」と強化プランを明かした。日体大在学中にイタリア・セリエAに挑戦した高橋藍のように、16歳で日本代表登録メンバーに選ばれた大器も早期の海外挑戦が濃厚だ。

 12年ロンドン五輪銅メダリストの母からは「セリンジャー監督は凄い人だから、ちゃんと勉強した方がいいよ」と教えられ、英会話を勉強中。「監督は簡単な英語で話してくれるので、ちょっとは分かります。頑張って日本語で伝えようとしてくれるところは、可愛いです」と笑った。チームの理念「姫路から世界へ」を体現する。 (千田 篤史)

 ≪河俣、矢田と共闘≫

 ○…秋本のほかに下北沢成徳の河俣心海、今治精華の矢田和香も姫路入りする。春高決勝で共栄学園と戦った河俣は秋本について「毎回毎回、試合を重ねるごとに成長していってて凄いなぁって」とネット越しに成長を実感していた。また、矢田はビーチバレーU―21日本代表の逸材。最高到達点は秋本を超える305センチを誇る。「ビーチとの二刀流で。両方で五輪に出たい」と目標を語った。

 ◇秋本 美空(あきもと・みく)2006年(平18)8月18日生まれ、神奈川県出身の18歳。小2でバレーボールを始める。共栄学園中―共栄学園高。16歳で日本代表登録メンバー40人に選出。1月の春高バレーで最優秀選手となる活躍で共栄学園を19年ぶりの優勝に導いた。1メートル85。最高到達点301センチ。アウトサイドヒッター。

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